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私の嫌いなおともだち (ひらり、コミックス)

私の嫌いなおともだち (ひらり、コミックス)

私の嫌いなおともだち (ひらり、コミックス)

作家
雁須磨子
出版社
新書館
発売日
2015-02-28
ISBN
9784403671661
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私の嫌いなおともだち (ひらり、コミックス) / 感想・レビュー

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くさてる

ガールズラブの連作短編集。思春期の女の子同士のめんどくささや熱量がリアルに表現されているけれど、それだけじゃなくて、そこから成長した女性同士の物語にもなっているのが好きです。著者らしく、いろんな部分がぶったぎられて感覚で繋がっている構成なので、事実関係や展開が把握しにくい部分もあって、何度も読み返しましが、そこまた良し。

2015/03/05

コリエル

雁須磨子初の百合作品集。表題作だが、70%ぐらいの部分で合わないなと感じる相手との友人付き合いを止めることが出来ない、みたいなそんな複雑な話。相手のダメなところも含めて付き合っていくってのは友人関係でもそうだけど、嫌いな部分の割合が5割超えたらもう無理じゃんって普通はなるんだろうけども。でも、それでもふとした一瞬の態度にまたずるずる…みたいな。複雑な心情を扱っていて、何回か読み返したくなる。

2015/03/23

相馬

なぜ雁須磨子さんにもっと早く百合を描いてもらわなかったのか。

2015/04/20

駒場

百合と、ちょっぴりビアンという感じ。性格歪んで嫌われ者の美少女ともやもやしながらいっしょにいたり、地味な先輩の魅力に私以外の誰も気づかなければいいのにと思ったり、後輩が一緒に温泉入ってくれないのを悲しんだり、勇気をもってビアンの世界に足を踏み出そうとする子に怖気づいてしまったり、DV彼氏と別れた女と付き合ったり……生々しいのは確かにそうだけど、個人的に「嫌だな」と思うことはなく、誰にでもある独占欲とか相手の好意を試したい欲とかの負の感情をうまく描いているなと思った。かわいいだけじゃない、いい百合です

2017/04/10

gelatin

★★★ 登録忘れ。ビアンではなくあくまでも百合。女の子の自己愛の投影はやはり肉体よりは精神であろう。雁須磨子の描くクールな女の子は、西瓜に塩みたいな人が多い。僕要素がその奥の可愛らしさを際立たせてしまう。言葉の問題だけど、「百合⇔薔薇」だと思ってたけど、最近は「百合⇔BL」なのな。薔薇って言わないよね、21世紀になってからはね…。

2015/07/28

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