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新選組列伝

新選組列伝

新選組列伝

作家
早乙女貢
出版社
KADOKAWA(新人物往来社)
発売日
2003-06-01
ISBN
9784404031433
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新選組列伝 / 感想・レビュー

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ともくん

新選組隊士、十人を描いた短編。 有名どころの十人なので、有名で何度も読んだことのあるエピソードばかり。 そして、同じ時代、同じ場所を生きたもの達だから、しょうがないのか、それぞれの物語の中で同じエピソードが繰り返される。 かなり辟易した。

2019/07/29

R

列伝と呼ぶにふさわしい、新撰組隊士を描いた短編小説集でした。歴史物としても楽しめるけども、新撰組内部によりクローズしているため、時代劇のような面白さがありました。芹沢一派と近藤派の確執や、諍い、争いの部分が面白く、昨今の新撰組をかっこよく描きすぎるだけではないヤクザ者めいたやりとりが楽しめました。谷兄弟を詳しく扱っているところが新鮮で、彼らもまた、幕末になりあがろうとした泡沫であったような読後感が好きです。

2019/05/08

金吾

新撰組の著名な隊士たちの列伝です。名前を知っている人たちなので読みやすかったです。山南敬助、谷三十郎、原田佐之助が良かったです。

2024/05/30

芹沢、山南、谷、河合、藤堂、山崎、原田、沖田、近藤、土方の順番で書かれる短編集。読み終わり土方の冷酷さが強く印象に残りました。山崎蒸と谷三十郎の話が好みでした。幕末初心者の私は河合耆三郎をこの本で初めて知りました。

2014/07/27

那由多

隊士個々の話なので、どこから読んでも問題ありません。どれも人間臭さく、早乙女さんの持論も説得力がありました。山南、河合、藤堂、山崎、原田の5作が印象に残った。でもある程度新選組のことを知ってないと、時系列や関係性など解りづらいように感じました。気になったのは、全体を通しての土方像。早乙女さんって土方さんキライなの?

2018/05/15

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