一流のリーダーになる 野村の言葉
一流のリーダーになる 野村の言葉 / 感想・レビュー
たらお
ノムさんの本はたくさん出ているが言っていることはほぼ同じ。だけど金言。すべきことの後に必ず自分の経験を挙げており分かりやすい。今回納得したのは「テーマのない努力ほど、ムダなものはない」というもの。努力は報われるのではなく、目的意識をもった正しい努力が報われるというのはその通り。指導法も千差万別で、一般的なことを言っても伝わらない天才肌の新庄には春季キャンプに投手をやらせてみたとのこと、本人がやってみて何らかの気付きを得たところで、打者同様投手も苦しい心理を説明し、本人に論理的に理解をさせるなんか、よい例。
2022/05/15
きとぽん
まったく野球に興味はないが、のむさんの言葉には興味があって購入しました。流石です。一流の指導者の方たちが発する言葉は、いつもどこかしら共通点があります。先日、部活動にて県下一の指導者の方と合同練習をしました。その際も、挨拶に心がこもってないっていうお説教をじっくりされていて…当たり前すぎて見落としてしまいそうな人間としての基礎基本。そこを一流の方々は、絶対におざなりにしない。人間的な成長なくして、技術的進歩なし!は実に真理をついてますね。含蓄ある言葉たちにやっつけられた。読み返しながら、私も頑張ります!
2017/11/23
kiki
言葉で人の心を操る。たった「ひとこと」で人の人生ややる気が変わる。言葉で正確に伝える。この前提は知ってて当たり前、の考えで指導するとお互いの信頼に歪みが生まれ、関係が悪くなる。基礎、基本、応用の順で学ばせることが指導者に求められること。ベテランには叱るのではなく、諭すことで、慮る態度を見せることもやる気につながる秘訣。上司と部下一線をしっかり持つこと。
2018/06/09
葉
南海の現役時代のノムさんには、監督はいたがコーチはほとんどいなかったという。学歴だけで判断せず、フラットに部下を見続ける眼を養うことがリーダーには必要とあるが、個人的に、部下を見限ることもリーダーには必要と思った。人間学なくして、若い人の成長は見込めないという。高すぎるくらいの夢を持ったことはない。大声で挨拶することは考えさせられることだ。褒めてばかりでは人は育たないのは近場で見てもそう思う。捕手のあり方についても語られている。
2017/08/30
すいどん
積読していたノムさんの本。おそらく初めてノムさんの本を読んだがかなりビジネスにも精通するような本。野球を例え話にしてビジネスマンにリーダーとはと訴えかける感じ。 短所や弱点こそリーダーが伸ばさなくては行けないや、ベテランとの付き合い方など網羅的にあるので下手な本よりも勉強になった。 まだ自分はリーダーという立場じゃないが、今のうちから将来のためにノムさんのように「観察」していきたい
2023/12/18
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