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「資本論」全三部を読む 第5冊: 代々木「資本論」ゼミナール・講義集

「資本論」全三部を読む 第5冊: 代々木「資本論」ゼミナール・講義集

「資本論」全三部を読む 第5冊: 代々木「資本論」ゼミナール・講義集

作家
不破哲三
出版社
新日本出版社
発売日
2004-02-01
ISBN
9784406030519
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「資本論」全三部を読む 第5冊: 代々木「資本論」ゼミナール・講義集 / 感想・レビュー

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kadoyan

再読。資本論第二部の後半と第三部の概論など。第二部の中心の再生産論、そして、マルクスが描ききれなかった、恐慌論まで概説。再生産論は、やはり難解だ。

2016/03/13

yo yoshimata

再読。

2012/07/08

Caribou

様々な草稿を分析し、マルクスが第二部で取り上げたかった本当のテーマは、恐慌論だったと推測していく。マルクスはそこに至る前に亡くなった。大事なのは、第二編(16章の最後)にあるというマルクスによる『覚え書』。私が読んでいる中公バックス54巻(1980)にはない。マルクスは、恐慌の起こる原因を『生産と消費の矛盾』に求めた。二つの草稿をツギハギしてできた第20章(単純再生産)、「書きながら考えて」できた第21章(拡大再生産)の著者の読み方は素晴らしい。おかげで第二部を完読できた。よし、第三部を読むぞ!

2021/04/10

Taira Sasaki

マルクスが描いた第二部の重厚感に驚愕。 不破氏が指摘する資本論でまとめられなかった恐慌論の論点は本書の見どころの一つ。結局のところマルクスが死んでいるので確かめようもないが推理小説のようで、好奇心をくすぐられる。 短いながらも第三部の第一回目講義も収録されていて6冊目への期待も高まる。 しかし、ここまで深い考察を目にしたあとで、原典を読むモチベーションを維持できるか(多分原典目を通しても読み取れない)は課題。

2019/05/03

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