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アートを楽しむ生き方: ちひろさんの絵に恋をして

アートを楽しむ生き方: ちひろさんの絵に恋をして

アートを楽しむ生き方: ちひろさんの絵に恋をして

作家
日野原重明
松本 猛
いわさきちひろ
出版社
新日本出版社
発売日
2010-04-01
ISBN
9784406053501
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アートを楽しむ生き方: ちひろさんの絵に恋をして / 感想・レビュー

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♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

表紙のいわさきちひろさんの絵にひかれて読んでみると、日野原重明さんとちひろさんの息子の松本猛さんの対談集だった。絵画だけにとどまらず、音楽、文学とアートの世界に話は進む。医師である日野原さんは、人のいのちを健やかに保つのが医療の役割ならば、サイエンスとしての医療はもちろん、癒やしのアートでもあるべきだと語る。ひとは、体と心は切り離せない。ひとまるごとすべてをひっくるめてよくしていこうという日野さんの考え方に共感。

2019/09/17

cozicozy

【図書館】いわさきちひろさんと日野原重明先生との接点、アートについてのことなどを知ることができるインタビュー本。日野原先生の事は、100歳を越えてなお、生きることへの問いを続けておられる方で、すごい方であると思っています。また、先生の生きる姿から人は何歳になっても自分で何かを成し遂げることが大切だなぁと感じています。図書館の棚で、その本が目に留まりました。アートという言葉に、アンテナがピッと反応。人は、人生の中で何か夢中になれる対象に出逢える事って幸せだなぁと。その対象に、救われることもあるのだなぁと。

2014/05/13

陽子

本書は、いわさきちひろの絵を通しその息子さんの松本猛氏が聞き手側となり、故・日野原重明氏との対談がまとめられている。カラー挿絵も豊富。ちひろの絵を味わいながら、絵画、音楽、文学と話は戦時中を含めて多方面にわたる。「言葉では必ずしも語れないようなものが、じつはわれわれの感情の中には山ほどたくさんあって、そういうものを音楽や美術をとおして、あるいは詩をとおして、われわれは感受するんだろうと思います」の部分、同感。その時々の個々人のおかれた状態や感情に寄り添うアートセラピー理論、わかる気持ちがした。

2019/08/28

ムーミン

日野原先生がピュアな心持ちで、いつまでも若々しくいらっしゃった背景には、感性を豊かに育むための、幼い頃からの環境や支援があったからこそなのだと理解しました。今よりもうんと厳しく困難な時代から比べれば、今は日野原先生が若い頃感性を豊かにできただけの環境は十分に整っていると思います。どう生かし、どう生きるか。何をこそ大切にするか。今を生きる私たちは、子どもたちのために心を尽くす方向や方法をどこか間違ってきてしまっているように思えます。

2021/09/11

アコ

いわさきちひろ大好きな義母に日野原重明ファン嫁から贈る本として。ちひろ画の色は薄めなので絵に関してのことを期待するとがっかりかも。いわさきちひろ その他著名な画家を通しての日野原先生の芸術における思いや取り組みが主に語られるも、両者の子どもや命、平和への思いは相当近しいものがあるのがわかる。日野原先生のエピソードを知るたびに毎回驚くこと多々だけど、今回は東山魁夷の主治医だったことにびっくり。対談相手の松本猛さんは ちひろ美術館・東京、安曇野ちひろ美術館を設立した長男で美術・絵本評論家。

2016/03/15

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