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税が悪魔になるとき

税が悪魔になるとき

税が悪魔になるとき

作家
斎藤貴男
湖東 京至
出版社
新日本出版社
発売日
2012-08-01
ISBN
9784406056182
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税が悪魔になるとき / 感想・レビュー

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T坊主

私は定年後ボケ防止で細々と輸出業をしているが、競争があるので10%位の利益でやるしかないが、消費税がかかってくるので、それを仕入れ先に払うことになる。10%になったら、利益はほとんどなく、翌年の還付金が利益という事になる。資金繰りも余裕がないとやっていけないことになり、廃業も視野に入ってくる。大企業は価格転嫁も可能だし、下請け、仕入先を泣かせることにより利益も出る。輸出をしていれば、大幅に儲かる。一方中小、小売業者は苦しい立場に立つ。消費税が如何に矛盾した悪法かを説いている本。

2014/04/12

どら猫さとっち

本書を読めば、消費税がなぜ増税してはいけないかがわかる。消費税は我々の幸せな生活さえも、簡単に奪い去っていくのだ。なかには自殺にまで追い込まれた人もいる。不況下にある現在、本書を読むことは、これからの我々の人間らしい生活へ繋ぐ手掛かりではないだろうか。斎藤貴男氏には他に『消費税のカラクリ』、『消費増税で日本崩壊』でも消費税について書いている。是非ご一読を。

2012/12/20

かんちゃん

消費税率が上がったところで、それはもともと物価に吸収されていていたものだから実質負担者は小売り主などの事業者になってしまっている、つまり転嫁はなされていないのではないかという議論。輸出販売による消費税還付金を考えると、負担者と還付者が一致していない不公平が存在する。制度的にはそれが見えづらいから問題が難しくなっていると、そういう認識でいいんだろうか。今まで消費者目線でしか考えたことが無かったので、事業者目線だとこういう風に見えるんだな、と思った。同じアイデアの人同士の対談なので、反対意見も知りたいところ。

2012/12/16

kadoyan

消費税が、いかに不公平で、大企業や財界などによって、どうとでもなる、下請け企業に大きな負担をしいるものなのかがよくわかる一冊!

2012/10/29

n yamamoto

消費税増税は中小企業を潰し、人々はエリートか派遣にしかなれない社会になる? 途中まではちゃんと理論の台車を押して来たのに最後に放り投げちゃもったいない。 輸出優遇のための税金だってのは勉強になった。

2015/11/19

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