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平和と命こそ: 憲法九条は世界の宝だ

平和と命こそ: 憲法九条は世界の宝だ

平和と命こそ: 憲法九条は世界の宝だ

作家
日野原重明
出版社
新日本出版社
発売日
2014-07-30
ISBN
9784406058032
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平和と命こそ: 憲法九条は世界の宝だ / 感想・レビュー

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Gotoran

「九条の会」での講演がベースの本書。悲惨な戦争体験世代の作家(澤地久枝氏)、俳優(宝田明氏)、医師(日野原重明氏)が、日本国憲法九条への思いと二度と同じ過ちを繰り返させない決意と次世代に本当の平和をもたらすための希望を語る。戦争体験のない現政権のなし崩し的な改憲(恐らく改悪)の流れに対して勇気を持って「ノー」と言うためにも、本書を読んで良かった。人類の在るべき姿を示したE.カントの『永遠平和のために」に通じる世界に誇れる日本国憲法九条を守ってゆきたいものだ。

2015/03/07

MrO

先日、ゴジラ音楽祭に行き、宝田明さんのサインが貰えるという、実にミーハーな動機で買った本だったが、とてもタイムリーな内容だった。「九条の会」での、日野原さん、澤地さん、宝田さんの講演をまとめたもの。人によっては、彼らの素朴な平和観を笑うことが、現実的なことだと思うだろうが、笑っている大半の一般庶民こそが、ほんの一部の人たちの利権のために、犠牲になるということを忘れるべきでない。日本国憲法が、不幸で異常な状況下で生まれたことは、否定しようがないが、それを育ててきたのは、戦後の日本人だ。そういう思いで読んだ。

2015/01/21

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