KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

スターリン秘史-巨悪の成立と展開 2

スターリン秘史-巨悪の成立と展開 2

スターリン秘史-巨悪の成立と展開 2

作家
不破哲三
出版社
新日本出版社
発売日
2015-02-01
ISBN
9784406058582
amazonで購入する

スターリン秘史-巨悪の成立と展開 2 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひかりパパ

半藤一利さんはヒトラーとスターリンを理解しないと第二次世界大戦が見えてこないと述べている。◆本巻ではスターリンが社会主義とは対極にあるファシズムと手を結ぶ過程が描かれている。スターリンがファシズムと手を結んだのはバルト三国、ポーランドを手に入れるためであった。この頃のスターリンは領土拡大に執着する帝国主義者に堕落していた。◆もしスターリンがいなければ戦後の歴史は大きく変わっていただろう。

2016/09/20

しんすけ

本巻では、以下の三つの話題に関心を持った。①中国共産党の抗日運動 ②スペイン内乱 ③ポーランド分割  コミンテルンに従わなかった中国共産党は革命に成功し、コミンテルンに従ったスペイン共産党は敗北する。コミンテルンの背後にスターリンが存在したからだ。今、世界の動向はファシズムを志向し、特に日本は顕著である。スターリンの亡霊が、未だ存在しているとしか思えない。

2015/12/31

yo yoshimata

独ソ不可侵条約にいたる経緯は、両者による領土拡張の野望の醜さを浮き彫りにします。ここまでは雑誌連載でも感じたこと。本書を通して読んで学んだのは、スターリンが社会主義の理論を歪め、“魂”を投げ捨てただけにとどまらず、マルクスらの国際関係の原点とも言えるポーランドの独立、レーニンが外交関係のカナメにした「密約の破棄」、共産党なら当然あるべき党内民主主義ーーこれらをすべて踏みにじった“行動”の先にファシストとの同盟があったことです。スターリンの覇権主義は、“魂”も“行動”も社会主義の事業と無縁な者の帰結だという

2015/02/22

浮草堂美奈

小説の資料に。

2016/06/25

感想・レビューをもっと見る