ふくしま讃歌―日本の「宝」を訪ねて
ふくしま讃歌―日本の「宝」を訪ねて / 感想・レビュー
キンセンカ
鍬1本で山を耕し桜を植えた地元の方が、夢は行動するもの、でなければ寝ながら見る夢と同じ。との言葉を残しているそうだ。この方の目には津波で荒れ果てた山ではなく、美しい桜でいっぱいの山が見えていたのだろう。日本人よ、皆この本を読み給え。
2016/11/24
echo.
福島民報に連載されていたものだが、民報さすがだ。静かに品位を保ちながら、しかし情感豊かに福島の美しさをつづっている。花も川も山も怒号を発せず、「いま、ここ」の生を精いっぱいに生きている。あの大震災も、事故も、ふくしまという「日本の宝」を壊すことはできなかった。 ゆっくりとこの広大な「うつくしま」を巡ろうと思った。
2017/01/30
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