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現代史とスターリン―『スターリン秘史――巨悪の成立と展開』が問いかけたもの

現代史とスターリン―『スターリン秘史――巨悪の成立と展開』が問いかけたもの

現代史とスターリン―『スターリン秘史――巨悪の成立と展開』が問いかけたもの

作家
渡辺 治
不破哲三
出版社
新日本出版社
発売日
2017-06-16
ISBN
9784406061391
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現代史とスターリン―『スターリン秘史――巨悪の成立と展開』が問いかけたもの / 感想・レビュー

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樋口佳之

一言で言ってこれは面白い本です。モヤモヤと目の前にかかる霧のヴェールがすーっと晴れていく感覚を何度も感じました。

2017/07/25

yo yoshimata

不破さんの大著『スターリン秘史』をめぐる不破さんと渡辺さんの対談。雑誌連載でも読んでますが、1冊にまとめられ、一気に読みました。1930年代から終戦後までの諸事件をスターリンの覇権主義の貫徹という視点から捉え直した大著ですから、それをネタにした対談も長い。長いだけに全体像をふまえて読める一冊になったことがとてもありがたいです。本書によって現代史のいくつかの局面のとらえなおしを提起する渡辺さんに対し、不破さんが基本的に慎重な姿勢を示していることは印象に残りました。あくまでも事実の解明を優先した、という問題意

2017/06/25

honyomitai46

とてもおもしろかった。1930年代から1950年代までの知らなかった事実。社会主義・共産主義へのイメージを作ってきたスターリン。個人専制主義。大テロル、諸国への干渉、民族自決を阻害する行為。やばいやつだな。個人的には、近衛文麿の上奏文が、印象的だった。ユーゴスラビアも。 歴史を知ると認識が変わる。7巻ある『スターリン秘史』に怯えて避けてきたが大きく全体像が見えてよかった。理解を深める意味でも『秘史』を読んでいきたい。

2018/02/02

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