『資本論』探究―全三部を歴史的に読む 上
『資本論』探究―全三部を歴史的に読む 上 / 感想・レビュー
KAZOO
先日、映画の「マルクスとエンゲルス」を観たのでこの本を読んでみることにしました。映画では「共産党宣言」を書き上げたところまでなので、資本論については触れられていません。この本は「資本論」を書き上げたその背景などが書いてあるので私的には読みやすい本でした。「資本論」は学生時代から何度か読んでいるのですが私には合わないのか、いつも読み飛ばしています。この本は読みやすく背景などが書かれているのでこれを読んで再度挑戦しようかという気になっています。
2018/06/30
yo yoshimata
前著『全三部を読む』に比べ重点的に解説が加えられています。特に恐慌の運動論の発見が、『資本論』全三部にどう影響したか、の問題意識がすごい。「マルクス自身の歴史の中で『資本論』を読む」という不破さんのこの間の研究成果が、まとまった形で学べます。
2018/02/07
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