旅の窓からでっかい空をながめる
旅の窓からでっかい空をながめる / 感想・レビュー
kinkin
東京スポーツに連載されたエッセイの単行本。うちでごろごろしながら読んだ。世界中を駆け巡る椎名誠さんが撮った写真とエッセイが紹介されている。ラオス、ベトナム、ミャンマー。中国、チベットモンゴル他。どこに行っても椎名さんは子供と仲良くなる。きっと子供に警戒されないお人柄なんだろう。だから写真の子どもたちはみんな生き生きしている。今の日本にこんな屈託のない笑顔の子供が減ったような気がする。みんなスマホやゲームを見ているせいかな。図書館本
2020/08/01
へくとぱすかる
東スポ連載の紀行エッセイ。2分冊の前半。シーナさんの紀行文は、もうすっかりおなじみだが、角度を変えて、旅先の写真を元にその場所への思いを語るパターン。海外編だが、共通するのは、大都会とは無縁な地方の素朴な人々や生活を追っていること。近年はそういう場所にも文明の影響がどしどし押し寄せているらしいが、心の中まで都会にのみ込まれてはおしまいである。2016年からの連載分だから、ほぼ現在のことが書かれているのだろう。願わくは近未来になっても、このタイトルのように「でっかい空」が爽快な地球であってほしい。
2020/11/03
あゆみらい
久しぶりに椎名誠氏。東京スポーツに連載された「風雲ねじれ旅」の旅写真コラムをまとめたもの。ラオス、カナダ、ロシア…写真とそのときの旅日記。海外旅行は最近していないから、より楽しめました。ロシアは今話題の-60℃のヤクーツク。-30℃が過ごしやすいとは…。
2023/01/24
ドナルド@灯れ松明の火
かなり昔の各国の旅エッセイとそれにかかわるモノクロ写真。椎名さんはモノクロにこだわっていたらしいが、書籍に掲載されたものを見ると、かなり粒子が荒くコントラストも今一。写真から旅の情緒や情勢が窺えなかった。
2019/08/01
おいしゃん
【2024-19】日本、アジア、モンゴル、北国、南国と、あらゆる国にまつわる超短編旅行記集。生き生きとした現地の人々の写真も相俟って、軽く世界一周したような気分を味わえる。
2024/02/03
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