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南の風に誘われて

南の風に誘われて

南の風に誘われて

作家
椎名誠
出版社
新日本出版社
発売日
2021-06-30
ISBN
9784406066075
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南の風に誘われて / 感想・レビュー

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むぎじる

旅の中で印象深い国とそこに住む人々を取り上げたダイジェスト版のような1冊。シベリアでマイナス55度を体験されているそうなので、気温でいえば100度ほどの間をいったりきたり・・・。タフで好奇心の塊のような方だ。印象深かったのは「チベット」。五体投地拝礼は自分の体を地面に叩きつけ、拝礼しながら自分の体の分だけ大地を進む。ラサからカイラスまでの巡礼の道のりは、健康な中年男性で一年かかるという。ほどこしの精神が息づくこの地では、巡礼者に手を貸すことが喜びになる。昨今の窮屈な世の中と反する清々しさに心打たれる。

2021/07/31

OHモリ

・敬愛するシーナさんが撮りためた過去の写真を見返しながら、過去の旅行や探検などを思い出しながら気楽に書いた写真エッセイ集(たぶんそうじゃないかと勝手に想像)。 ・読むほうも気楽に読めるが、内容は濃い。それなりにインパクトがあって笑える写真もある。 ・軽い本だなと思っていたけど案外長くなってしまった感想はブログで→https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202203220000/

2022/03/17

toshi

「旅の窓からでっかい空をながめる」「この道をどこまでも行くんだ」の系統で、旅先で撮った写真1枚+エッセイの構成を、「あるいて行くとぶつかるんだ」のようにテーマ別に編集した本。 アバンギャルドな形容詞や独特の言い回しはほとんど無くて、シーナも年取って過激さが薄まってきた感じ。

2021/07/26

りょう

シーナさんの写真と短いエッセイ。写真に思い入れがなければ撮れないし書けないだろうけど、それが重すぎても、読んでてしんどい。フォトエッセイというのはそのバランスが難しいが、これは私にはちょうどいい。

2021/10/25

りょうけん

<嬉> 我らがシーナ兄い。ここのところ立て続けに本が出る。僕はついこないだも別の新刊写真本を読んだところだ。『こんな写真を撮ってきた』という真四角な本だった。同じ出版社”新日本出版”から出ていた。以前シーナ兄いが次のような主旨の事も言っていたのを思い出す。『”粗製乱造”なうえに,発売する時期もあまり考えないで,各出版社がてんでバラバラに出すので時としていっぺんに何冊も出たりして,僕としても少し驚いたりしています。』

2021/07/12

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