ブックビジネス2.0 - ウェブ時代の新しい本の生態系
ブックビジネス2.0 - ウェブ時代の新しい本の生態系 / 感想・レビュー
星雅人
★★★★☆ ユーザー、消費者としての自分には、どう転んでもワクワクする未来が待っている、と感じた。大学で論文探しをしている時なんかは、ネットで論文見られたらどんなに素晴らしいことかと思っていた。グーグルスカラーであるていどは達成されているけれど・・・日本では国会図書館頑張れ!ってことになんのかな。
2010/10/24
あっきー
2010年の電子書籍黎明期に書かれた本。10年経った今も2.0には至ってないのが現状か。音楽のようには普及しないのは読書と音楽の購買層の違いと、楽しみ方の違いかもしれない。それでもデジタル化の波は間違いなく押し寄せており、読み放題などのサービスがどんどん増えていくだろう。それでも紙で読みたいとも思ってしまうのは読書家の性か、年寄りの遠吠えか‥
2020/11/11
キムラ ハジメ
「内容(コンテンツ)」が「紙」である必然性がなくなっていくのが世の流れなら、「紙」は「紙」の、「電子」なら「電子」――特にネットとつながることで一層のイノベーションの可能性をもたらす分野において、それぞれの長所を活かしたコンテンツの在り方、顧客にとっての消費の仕方があるのだということが本書の主題でしょう。 僕個人も、学生でありながら紙の本に親しんできた人間ですが、電子書籍にも新しい可能性があることを知って、何やらワクワクしています。
2013/03/30
のの
ブックだけじゃなくて、ツィッターやウィキ、著作権や図書館と最近話題のネタをさらりと書いたアンソロジー。目新しい話があるわけじゃない。書いてる人のレベルがバラバラね。 国会図書館のとりくみはうまくいけばコンテンツの海外戦略とか思うけど、やはり国がやるのは不信がられてるのかしら…
2010/08/10
yyhhyy
学者・記者など外部から見た電子化容易の時代における書籍のフェアユースについての意見集。長尾元学長が国立国会図書館で何をやっていたのかが出てきます。
2013/12/23
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