酒の友 めしの友 (マンサンコミックス)
酒の友 めしの友 (マンサンコミックス) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
いい本である。漫画『深夜食堂』の安倍夜郎の食と女性に纏わるエッセイ集。マンサンコミックスから出ていて、帯に漫画+雑文集とあるので、漫画だと思って買う人は御用心だが、漫画は短篇1本のみである(重ねて言うが良い本である)。私は少年期に坂本龍馬ファンになって以来、高知県と高知人が好きである。高知に纏わる本も好きである。前半の食べ物エッセイの大半は高知の食の話。大半は海の幸で、美食的ではないが郷愁も手伝って何だか良い。後半は著者の知人女性列伝。それぞれ一枚絵にしているが、これが素晴らしい。カラーにして欲しかった。
2017/10/21
KAZOO
深夜食堂シリーズの作家ががいた、食べ物やお酒、あるいは女性について書いた雑文集です。つい先日、小林薫さんが主人公の映画(深夜食堂)を見たばかりで思い出してしまいました。作者自身の経験談などがあり、とくに食べ物は食べたくなってしまいます。土佐文旦など最近食べたものもあり、しかも手をだしやすいものばかりです。
2015/03/11
kayak-gohan
前半は漫画「深夜食堂」の作者で旧・中村市(現四万十市中村)出身の安倍夜郎が高知の海・山・川の食材とその美味しい食べ方を家族との思い出を織り交ぜながら紹介。その多種多様さから高知県の自然の深さにあらためて感動。後半では安倍さんが仕事を通じて知り合った魅力的な女(ひと)を紹介。その中には自分が実際に会ったことのある女性もいて、自分が知ることのなかったその方の思いに触れられたのはが嬉しい。この方はもちろん、これから会いに行きたいと思う女性もいる。肩肘張らずにすんなり入ってくる案内本。
2014/12/31
瀧ながれ
まんが『深夜食堂』著者によるエッセイ。前半は、故郷高知の食べ物とか家族の思い出がキラキラと描かれて、後半の「○○の女(ひと)」は、プロフィールが書かれてもどっか謎めいた女性たちのことを、しっとりと語っている。『深夜食堂』の印象そのままの文章で、気楽に読めるのに心に後味が残るのが魅力的。それぞれのカットも、いい雰囲気です♪
2014/04/05
kaori
「深夜食堂」繋がりで読んでみました。前半の家族との思い出、食へのこだわり興味津々で読みました。
2014/12/18
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