対話 芸術のある国と暮らし
対話 芸術のある国と暮らし / 感想・レビュー
更紗蝦
作家で経済評論家である堺屋太一氏と、アートに関わる立場と職種の人々(画家、画商、コレクター、美術館館長、建築家など)との対談集です。初出は2006~2007年の『月刊美術』なので、対談の内容は当然、当時の日本の経済状況が多大に影響しているのですが、この本の本来の趣旨(いかに国内のアートをとりまく状況を改善し、「物財の豊かさ」のみを求める価値観から脱却するか)を離れ、「この10年でどれほど日本が貧しくなり、アートどころではなくなったか」を実感してしまいました。
2019/02/25
kochanosuke
久し振りに本一冊 ひと息に読了。勿論内容が面白かったからだが、対談形式の本って好きだなーと、改めて思う。
2011/11/02
感想・レビューをもっと見る