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駅とその町

駅とその町

駅とその町

作家
眉村卓
出版社
実業之日本社
発売日
1989-09-01
ISBN
9784408531113
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駅とその町 / 感想・レビュー

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ぐるぐる244

【図書館】(JRではなくて)国鉄と私鉄陽急電鉄の駅をもつ新興住宅地、立身の物語。昭和の終わりから平成にかけて発表された作品だが、経済成長期というよりも既にその翳りを感じてしまう。亜美子という不思議な力を持つ女性をめぐる話が印象的。川北はこの後、亜美子にまた会えたのだろうか。

2020/07/01

つむじ

SFとあるので懐かしくなって読んでみました。そっか、25年前の本なのかぁ。当時は「SF」流行ってたよなぁ・・・。本作は私鉄の「立身駅」周辺の町を舞台とした8編の連作集。今では「SF」とは呼ばないなぁ。時代の流れを感じます

2013/02/24

たーぼ

「異色SF小説」となっているけれど、SFって、こんな普通の感じだったかな?スピルバーグ監督のようなやつとは、全然、違っている。まだ、日本が希望に満ちあふれていた時代の国鉄と私鉄の駅前の「立身」という魔性の土地で、ささやかに暮らす平凡な人たちの身近で、不思議な事件が起きる。8編の短編が少しずつ、つながっている。湿っぽい話が多い中で、『片割れのイヤリング』が、希望の光が見えるようで、一番よかった。人生を失敗した小田は、過去にタイムスリップして、「太田」として人生をやり直そうとするところにもの悲しさが・・・。

2013/03/06

のん818

起こりえない出来事が起こるのはSFチックではあるけれども、それは果たして、「SF」だと片付けられてしまうものなのか…。

2011/01/26

アヒル

架空の街で起こるファンタジーな人間ドラマ。ちょっとこの街に住んでみたくなった。でもやっぱり怖いな。

2009/12/19

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