KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ガダラの豚

ガダラの豚

ガダラの豚

作家
中島らも
出版社
実業之日本社
発売日
1993-03-01
ISBN
9784408531915
amazonで購入する

ガダラの豚 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

優希

面白かったです。新興宗教に始まり、アフリカ呪術へと展開していく物語に引き込まれました。興味深いガジェットが次々と出てくるのでぐいぐい読ませます。グロテスクでナンセンスなのですが、エンタメ性は抜群だと思いました。こういう荒唐無稽な物語も好きだなと実感します。

2023/01/13

わか

むちゃくちゃ面白かったです。上下二段組で分厚いですが、徹夜して読みました。読んでも読んでも終わらない嬉しさがありました。最初の奥さんが新興宗教にはまりそうになる所を徹底して科学的に解明してくれるものの、アフリカの呪術師、バキリの呪いに次々と死んでいくひとたち。最高のエンターテイメント本だと思います。いやー中島らもさんってすごい人だったんですね。呪いってあんまり信じてなかったけど、あるかも!とゾクッとなりました。手に汗握ります。昔の作品だけど、全く古臭さは感じませんでした。著者の他の本も読みたいです。

2015/04/05

たか

ミステリー、ファンタジー、ホラー、パニックなど、いろんな要素が絡み合った作品で、これぞエンターテインメント小説!という感じ。中島らもが、自分の面白いと思うものを全部つぎ込んだかのようだ。 作品が持つ吸引力やテンションは、本当に凄い!本書と比類するような作品はなかなかないだろう。 ページ数は多いが、テンポよく話が進むのでそれほど苦もなく読める。 ただ、最後にスプラッタ系にいってしまったのは個人的にう~ん💧って感じ。C評価

2020/10/07

優希

面白かったです。興味深いテーマがてんこ盛りでした。アフリカ奥地の匂いが漂っているのが感じられます。エログロナンセンスなエンタメと言えますね。無理やりまとめた感は否めませんが、楽しんで読めました。

2021/12/05

みっぴー

アフリカンミステリ!凄く面白かったです!アフリカー日本を舞台とした壮大な物語。二段組の600p、気がつけば終わってました。〝アフリカ最強の呪術師〟に呪われた日本人が次々と変死。海を挟んでも、呪いは消えない。どこまでも追い、必ず殺す。主役のアル中大学教授はこの〝アフリカ最強の呪術師〟に接触、過去の因縁が原因で呪われてしまいます。。。教授の出生の秘密やバナナの正体、息が止まるほどの衝撃でした。登場人物がイキイキしてるしユーモアセンスが抜群で、グイグイ話に引き込まれます。批判的なレビューが見当たらないのも納得!

2016/04/17

感想・レビューをもっと見る