老人とカメラ: 散歩の愉しみ
老人とカメラ: 散歩の愉しみ / 感想・レビュー
tu-bo@散歩カメラ修行中
赤瀬川原平さんのフォトエッセイです。一枚の写真とタイトル付きの短い文章というスタイル。路上観察者、ライカ同盟メンバー でもある赤瀬川さんが、日本全国、一部海外(ブータン、パリ、ドイツ)の不思議な物件写真に添えた、タイトルと短文が、何とも言えずに良いです。赤瀬川さんの視点と考え方が、一種の名文でストレートに読者に伝わってきます。赤瀬川さんと一緒に現地でトマソン物件を見ている気分になりました。
2015/10/18
ほじゅどー
★★★★写真は趣味で撮るのが一番。いろいろな被写体を探して歩き、「これは面白い」というのを見つけてシャッターを切る。これが面白いの「これ」とは何か。頭で考えると分からなくなるが、カメラを下げて歩いているとわかるから不思議。頭の考えじゃなくて感覚でわかる。だからカメラには散歩がつきもの。この本はそんな散歩の途中で見つけた面白いものに溢れている。
2016/12/27
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