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ラスト・レース: 1986冬物語

ラスト・レース: 1986冬物語

ラスト・レース: 1986冬物語

作家
柴田よしき
出版社
実業之日本社
発売日
1998-11-01
ISBN
9784408533469
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ラスト・レース: 1986冬物語 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

社内恋愛に失敗し、悶々と過ごす秋穂はひょんなことからガーネットの指輪を手に入れる。ラッキーと思ったその晩、何者かに襲われてしまう秋穂。おまけに翌日近所でOL殺人事件が発生。もしかして犯人は人違いをしたのでは?指輪をきっかけに次々と起こる不可解な出来事のわけは?80年代後半のバブル社会に踊らされた男女の愛と犯罪を描くクライムノベル

2001/07/21

paty

物語の冒頭はとんでもない始まり方で、この先どうなると思いましたけど、読み進むにつれてミステリー色が濃くなっていき、一気に読み終えてしまいました。偶然なのか必然なのか、主人公の周りの人間が複雑に絡み合って、最後の最後まで面白いストーリー展開でした。何故か表紙の印象から、ラストレース=Last laceだと思い込んで読んでました。Last raceの意味が最後に分かるのですが、2人が一緒に旅立てていると良いなぁと思って本を閉じました。

2010/04/07

あつひめ

人の心を思わせる、雪の結晶か寄せ木細工のような模様の表紙。人はお金の価値を忘れ、お金があれば何でもできると思った時代。寂しい心は埋められなくて次々と恋もどきをして歩く。カボチャの馬車に揺られて結婚というゴールに向かう人間たち。

2009/08/20

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

主人公の秋穂は不倫に破れた27歳のOL。やることなすことついてない事ばかりだった彼女。挙句の果てに暴漢にまで襲われてこの先どうなる?と思ったほど。そこから始まった2人の男達との奇妙な探偵ごっこ。面白い。引き込まれます。幾多の登場人物、幾多の事件がもつれ合った糸であることが分かり、やがてそれが徐々に解きほぐされていくのはやはりミステリー。ラストレースのタイトルの意味は最後まで読みきって漸くわかる仕掛けでした。

2010/04/03

しーまま

表紙の雪の結晶の絵に惹かれてつい読んでしまいました。内容については「うーん…。」という感じ。

2009/11/27

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