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砂漠

砂漠

砂漠

作家
伊坂幸太郎
出版社
実業之日本社
発売日
2005-12-10
ISBN
9784408534848
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砂漠 / 感想・レビュー

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くろり - しろくろりちよ

「助けちゃえばいいんですよ」「砂漠に雪を降らせちゃいましょうよ」 鳥瞰型の僕・北村、軽いようでいて強く生きる鳥井、自分を信じている西嶋、生き方に迷いのない美女東堂、日向の笑顔で芯のある南。 プレジデントマン、合コンから強盗事件、超能力…砂漠の前のオアシス。大学生活。 こんなに強く自分を持って生きていきたい。

2011/01/18

ちはや@灯れ松明の火

本州北部は杜の都、灼熱の受験地獄砂漠と荒廃たる社会人砂漠の狭間にある大学という名のオアシス。麻雀牌に導かれるように巡り逢った五人の旅人達、雀卓囲んで深め合う絆。鬼も天狗もいないけど通り魔や空き巣はいて、好奇心の隣りに住みついた危険は不意に鋭い牙を剥く。そして時折車も宙を舞う。移ろう季節の鮮やかな彩り、花見の春、海水浴の夏、文化祭の秋を経てクリスマスの冬。時は流れいつの日か彼等は来た時と同じくそれぞれ砂漠の別方向へと旅立つ。それでも、砂漠に雪が降るのを共に見る日を夢見て、前へと歩こう。

2010/02/18

えむ

2013年最後の本。伊坂氏3冊目。北村、鳥井、西嶋、南、東堂は国立大学法学部の学生。麻雀仲間である。鳥井は2年の夏に左腕を切断する。南は鳥井と同じ中学出身で大学で鳥井と再会、鳥井の事件以後付き合い始める。超能力者である。西嶋は 変わり者、平和(ピンフ)に拘る。東堂は西嶋にふられるのだが、4年の冬のクリスマスイブに想いが叶う。この物語は北村の目線で語られる。4年の冬に鳥井が恨みを晴らしセドリックが飛ぶところが最高でした。2939

2013/12/31

藤枝梅安

春夏秋冬の4つの章からなる。  各章の終わりは、「ほかにもいろいろあるけど、だいたいこんな感じ」という言葉で締めくくられている。  若者の危なっかしい、でもまっすぐな生き方が爽やかな青春小説。  ちょっとしたトリックやナルホドというオチもあり、楽しめる作品だ。  細かなことを書くとネタバレになるから、感想もだいたいこんな感じだ。

2009/08/30

れいぽ

若いっていいなぁ…。若いというだけで奇跡が起こせそうw

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