アコギなのかリッパなのか

takaC

どちらかというとカタめだけど、畠中風魅力に溢れた面白ミステリーだった。表紙の3人は、聖・大堂と小原さん？それとも王子様加納？

2011/06/22

くりきんとん９９

さきに『さくら聖・咲く』を読んじゃってたけど、一向に問題なかった。もっと聖の過去が書かれてると思ったんだけど、『さくら～』と同じで、事務所に持ち込まれる謎や面倒事を解決していく。現代ものだけど『しゃばけ』シリーズと変わらず、軽く面白く読める。現代版『しゃばけ』といった感じかな。

2012/10/10

kazu@十五夜読書会

大学生聖は腹違いの弟を養う為、元大物国会議員・大堂剛の事務所に事務員として勤めている。持ち込まれるのは、弟子議員からの様々な問題。飼い猫の毛の色が変わる謎、後援会幹部が何者かに殴打された事件の始末、宗教団体へ入信の秘書が寄進した絵画の奪還…などの厄介ごとに関わった聖は、元不良の負けん気と機転の利く頭で、昔は不良だった事務員が、元大物代議士のもとに持ち込まれる陳情、難題、要望から、その裏にある日常の謎を解決する現代ミステリー。畠中さんの現代物テンポよく読み進めたが選挙事務所の指導は無理では？

2013/04/10

hirune

とっても面白かった(*^^*)元大物代議士の事務所に働く聖君がボスの子分の政治家から持ち込まれる厄介ごとの始末を任され、ボーナス目当てに奮闘する物語。聖君のポテンシャルが凄い！選挙の仕切りは勿論、探偵、刑事、泥棒、ボディガード、経営コンサルタント(？)、果てはスパイとかも熟せそう。ただの事務員なのに☆インターンシップの学生さんたちはこの事務所にいる人達は皆聖君を溺愛してるんだから、面倒見てもらうのがただの事務員じゃ不満だなんて言ったら逆鱗に触れるのに…バカだなぁ。

2014/03/03

あつひめ

帯に書かれていた政界の不可思議を一刀両断!!という言葉にひかれました。何と言っても今のご時世ですから政治家さんの裏の顔に興味があって。なかなか爽快な物語でした。べらんめー調で大物政治家にも屈しない。それでいて解決するのはこまごました人間味のある事件ばかり。そのギャップが面白い。もしも映像化されたらなかなかの高視聴率になると思うんだけど。畠山さんは人情がらみの作品を書くことがお得意のような気がしてきた。これは続編も期待してしまいます。何と言ってもこれだけ事務員として有能な聖なのですから、将来は大物議員か？

2011/08/28