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任侠学園

任侠学園

任侠学園

作家
今野敏
出版社
実業之日本社
発売日
2007-09-19
ISBN
9784408535104
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任侠学園 / 感想・レビュー

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ままこ

シリーズ2作目。仁義に厚き阿岐本組が経営が傾いてる学校の理事に就任。荒れた学校、やる気のない教師、モンスターペアレント、今時の高校生に振り回されながらも学校再建に奮闘する。忍耐強く地道な努力をしていくうちに徐々に問題も改善されていくが…。噂で勝手に殺されたり活かされたりしてるシーンは笑えた。サクッと読める痛快な清々しい作品。2作目から読んでしまったので1作目『任侠書房』も読んでみたい。映画化されるようだが阿岐本役の西田敏行さん、日村役の西島秀俊さんはイメージぴったり。

2019/07/26

したっぱ店員

任侠シリーズ第2弾。前作の出版社より問題の根が深いのか、保護者の件とかまだ志半ばな感もあるが、土を柔らかくして土台を作るとこまでで引くのが組のやり方なんだよね。このシリーズを読むと、一番すぐれた組織はヤ〇ザの世界のように思えてくる。きちっとしてるなあ。虎の威を借る狐たちをばっさばっさ斬っていくとこはホントに痛快で小気味いいし、今回も楽しかった。次も読まなきゃ。

2016/03/18

そのぼん

ヤクザたちがとある切っ掛けで学校経営に関わることになったことから始まるストーリーでした。なかなか任侠に生きる主人公がいい味を醸し出していました。机の上での勉強だけでなく、礼儀や真っ当な生き方を教えている雰囲気がよかったです。読んでいて爽快な気分になりました。

2013/01/10

めだか

身勝手で無責任な大人達によって荒廃した私立井の頭学院は、善悪の区別も教えられていない高校生達が通う学校。経営破綻の学校を立て直すためにヤクザが乗り込んでくる。理事長は組長、理事は代貸という学園に揉め事は絶えない。「ごくせん」「ドラゴン桜」の延長上の小説で、なかなか面白い。

2009/12/31

ミーコ

『マル暴甘糟』の、甘糟刑事が出て来るのなら・・・と読んでみた。甘糟さんはチョイ出でしたが、面白く読めました。最初は どうかなぁ?て感じでしたが流石今野さん 引き込まれました! ヤクザが荒れ果てた高校を立て直すって~ とあり得ない設定でしたが、やる気の全く無かった高校生達が 変わって行く姿が面白く 日村誠司代貸の出るシリーズを読んでみたくなりました。

2015/06/01

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