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いのちのパレード

いのちのパレード

いのちのパレード

作家
恩田陸
出版社
実業之日本社
発売日
2007-12-14
ISBN
9784408535173
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いのちのパレード / 感想・レビュー

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みゆ

恩田さんの奇想短編集と聞いて手に取った。1話目、手の形の巨岩が生える村に恒川ワールド彷彿、ワクワク♪でも2話目?、3話目??と面白味が分からず苦戦。抽象画を見ているみたいでした。自分残念(>_<)

2018/10/07

ひろちゃん

物語がまるで題名通りって感じがした。

2015/12/20

しろいるか

15編から成る短編集。正直、世界観が理解できず同じ行を何度も行ったり来たりしてしまった話や、結末がもうちょっとどうにかなったら面白いのに・・という作品もあったが、『観光旅行』『夕飯は七時』『当籤者』『SUGOROKU』『夜想曲』は面白かった。無国籍で異次元の出来事のように描かれている独特の世界、ジャンルに囚われない恩田ワールドは健在。そういう意味で稀有な作家だと改めて思う。ロボットが文芸活動を始める『夜想曲』などはその後の話を長編で読んでみたいと思った。

2010/03/17

クリママ

2004年から2007年に書かれた15編の短編集。怖い話、ファンタジー、古い時代を思い起こさせるような話、等々。それぞれにテイストは違っても、ぽんと知らないところに放り出され、わからないままきょろきょろしていると、いつの間にかその中に入っている恩田作品の世界。どの作品もよかったが、特に「蝶遣いと春、そして夏」が好き。「蛇と虹」は、読んだばかりの「木曜組曲」の薬物死した女流作家の本の題名。これだけはそのイメージとちょっと違ったかな。

2022/07/23

だまだまこ

それぞれ世界観が確立していて、奇妙な設定も当たり前のことのように読ませてくる不思議な15の短編集。巨大な「手」が生えてくる村、知らない言葉を聞くとイメージが「モノ」となって出てきてしまう兄弟(くしゃみをするとモノが消えるから胡椒は常備)、かたつむり注意報が出る国…など、よくこんな設定思いつくなぁという話ばかり。ファンタジー、ホラー、SFなどのジャンルを越えて奇想短編というテーマがぴったり。短編に収まりきらない濃厚な世界観に浸れて満足だった。ユージニアから始まった私の恩田さんブーム。まだまだ続きそう。

2018/09/27

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