優しい悪魔
優しい悪魔 / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
文庫の方にはタイトルになっている禁煙小説。タバコを吸っている人はこの本読んで禁煙に挑戦する?
2016/02/23
Yunemo
喫煙者の気持ちの揺れ動きが、リアルに細部にわたって表現されてます。喫煙のための場所確保に、こんなに行動が制限されてしまうなんて。確かに女性で相応の年齢ならばこそ。ゼイ肉落としも人生片づけも同じ道筋なのかな、なんて想いに。本作品2008年、この時期でもこれだけの喫煙者のプレッシャー、今の2017年ではさらに厳しくなってます。健康問題は第一義ながら、喫煙者の世の中における弱者的問題の方に重きを置いて描かれてます。禁煙目的はそれぞれ、でも1番に禁断症状の克服により「自分に自信をつけるため」、何だか身に沁みます。
2017/03/23
うどん
禁煙の話でこんなに面白いとは!私は吸わないので吸いたいっていう気持ちは分かりませんが佐和子の大変さがすごく伝わってきました。
2018/03/25
パフちゃん@かのん変更
私は煙草を吸わないから知らなかったけれど、ヘビースモーカーが禁煙するのはこんなにも大変だとは。それに、禁煙が当たり前の社会で肩身が狭く相当な苦労をして煙草を吸っているというのも涙ぐましい努力だったのですね。ニコチン中毒の恐ろしさ。作者は喫煙されるのかどうか知りませんが、喫煙者の心理をよく分かっていらっしゃるようですね。しかし、三浦先生の話はみえみえだったし、アサ子さんの話もそんな事ではないかと思っていましたよ。
2014/04/18
ねむねむあくび♪
図書館の本。面白かった。私自身は煙草が嫌いで、基本、禁煙席しか利用しないようにしています。近くで喫煙者の人を見ると(『…吸うてもエエけど、吸う権利は有るんやろうけど、でも、私が吸う空気を汚す権利はアンタには無いねんで…(`_´メ)』)などと、益田ミリさんのように、胸のうちでコッソリつぶやいてしまう。…ナイショですが(笑)d(。•ε-。)シイ~。でも、この作品で、喫煙者の人の大変さと苦しさを、少し解った気がします。子供会の清掃活動などで、子供が大人の吸った吸い殻を掃除するのは、やっぱり許せないけどね…(笑)
2015/06/15
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