徳川家康 トクチョンカガン 下
徳川家康 トクチョンカガン 下 / 感想・レビュー
harass
大阪の陣の戦いの数々であるがこれが正史とどう変えてあるのか知識不足の自分には不明。真田幸村が非常に変な性格。着地点は分かっているのだが、どう捻じ曲げて解釈するかなど、ゲテモノ的な伝奇小説を久しぶりに読んだのだが、うーむ、いろいろ、ちょっと物足りなく感じる。「影武者徳川家康」と無意識に比較してしまうせいか。この作家の作品ではハズレ扱いらしい。うーむ。家康物の一つとして。
2018/01/16
まつじん
本文中で参考文献どころかネタ晴らしするのは、興ざめでした。そういう開き直ったような態度が全体を”軽く”見せているのではないでしょうか。
2010/12/23
Book Lover Mr.Garakuta
それなりに面白かったけど。やや不満。
2019/07/05
田中峰和
上巻では関ケ原で家康が死に、短時間で終了した合戦の場面は短かったが、下巻では大坂冬の陣、夏の陣が資料からかなり詳しく描かれる。まるで歴史小説だがさにあらず。偽家康と秀忠の駆け引きが、朝鮮忍者3人衆と真田忍者霧隠才蔵、柳生宗矩の三つ巴を中心に展開する。立川文庫でお馴染みの真田十勇士は霧隠を残し朝鮮忍者に殺害される。隆作品と違って、秀忠と宗矩コンビは悪側の偽家康と朝鮮忍者に対して善人。しかも宗矩の甥の兵庫助と徳川忠輝の人物像も、隆作品とは別物で短慮で小物。阿修羅像をヒントにした6本手の阿修羅は非現実的過ぎる。
2020/07/15
葉月あき
どれだけ無茶苦茶やっても「まぁ荒山先生だからこれぐらいやるよね(*´∀`)」とかそんな一言で納得するのはどうなんだろうかと、我ながら思わなくもない。
2009/10/03
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