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ラストダンス

ラストダンス

ラストダンス

作家
堂場瞬一
出版社
実業之日本社
発売日
2009-09-18
ISBN
9784408535586
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ラストダンス / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

引退間近のキャッチャーと200勝間近の投手とのお話です。とにかく、試合描写が素晴らしい。一球一球、小説なのに手に汗握る展開の作品にはなかなか出会えないと思います。個人的にはキャッチャーに感情移入していました。物事の入り口、それまでの経過は多少違えど、お互いの思いや向かっている先(ベクトル)は同じというところに、深く感動し、物語を爽やかに演出してくれていました。人間、年齢を重ねると、やっぱり少しづつでもいいから‘マルく’ならないといけないかなと、アラフォーの自分に言い聞かせています。野球ファンは是非!

2009/11/23

紫 綺

やっぱり野球は画像で観るもの。初め細やかな描写が少々うるさく感じたが、奇跡のフィナーレのための布石だったんだな。樋口の心情がネガティブすぎて鬱陶しかったものの、最後は手に汗握り、スカッと読了!

2015/11/25

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

【図書館本】将来を期待されながら一軍半暮らしが長く、肩を叩かれたキャッチャーの樋口。チームのエースとして長年活躍したが、勝ち星から見放されたピッチャーの真田。40歳、引退の文字が頭をよぎる。同期でありながらソリの合わないと思っていた二人が最後の試合でバッテリーを組む。どうせ散るなら最後の花火は線香花火じゃない。特大のスターマインだ。最高の舞台で最高ピッチング、最高のリード。手に汗握る試合展開。こいつは男のファンタジーだ。こんな試合を見たら一生心に残るだろうなぁ。堂場さんのスポーツ物は面白い!★★★★

2016/11/22

おくちゃん🍎柳緑花紅

野球観戦は好きだが特に野球に詳しいわけでもない私だが、後半は引き込まれた。そして久しぶりに泣いた。感動した。プロ野球の同期。初先発でバッテリーを組むがボロボロ、以降それぞれの野球人生が・・・。しかしお互い40歳、17年ぶりにバッテリーを組む。何で俺たち・・・完全試合でサヨナラ勝ちで、優勝。そして引退。出来過ぎ?いいえ、魂を込めた一球一球。超一流の試合だった。キャッチャーというポジションにとても興味がわく。良い読書時間だった。

2015/02/26

背古巣

これを推して下さった読メ友さんに感謝です\(^_^)/。面白かったー!接点がなく、かつ交わろうとしない樋口と真田。どうやって一緒のグランドに立つのかと思っていたら、そうきましたか?ちょっと安易なような気がしますが…。ラストは怒涛の一気読みでした。真田が山城に、樋口が浦に重なってしまいます。最後のゲームにたどり着くまでの樋口には苛つく部分もあったけど、試合が始まってからは全て吹っ飛びました。大輝君が変わってくれるといいな。

2017/10/18

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