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家族トランプ

家族トランプ

家族トランプ

作家
明野照葉
出版社
実業之日本社
発売日
2010-04-15
ISBN
9784408535722
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家族トランプ / 感想・レビュー

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風見窓子33歳独身。実家暮らし、ひとり娘。事あるごとに結婚しろと両親につっつかれ、家にいても居心地悪い。だけど一人暮らしもなぁ~なんて悶々としている窓子を会社の上司がランチに誘う。それがきっかけとなって磯家一家との付き合いが始まるのだけど、全体的にすごくまったりとした空気が流れていました。その中でちゃきちゃきしている潮美の空気がとてもバランスよいです。結末は予想できたけれど、こうなったらいいなって思っていた通りになってうれしかった。窓子甘えるのうまい。

2016/03/01

キラ@道北民

明野作品、初読み。相性の良い読友さんが読んでいたので、手に取りました。両親に結婚を急かされる窓子の、主体性のなさや打算的なところにイライラしますが、それを引っ張る潮美の粋な姿に酔いしれました。

2016/03/24

スノーマン

前に読んだ明野作品が妙な読後感だったので、恐る恐る読んだ。こっちの方が、出てくる人たちみんなが人間臭くて断然良かった。女性が女性に惚れる、それは恋愛という意味じゃないけど、一緒にいたいと思う感覚は分かる気がする。家族トランプというタイトルも良い。誰かと家族になる、という時には、それくらいの軽やかな気持ちも必要だと思う笑笑

2020/06/07

hautan 

図書館本。何時ものサスペンス、イヤミス系じゃない明野さん。ほんわかしてていい感じ。下町の「磯家」に行ってみたくなりました。続編あれば読みたいな

2022/06/26

葉芹

やはり明野照葉って詰めが甘い。どれもこれもある程度は面白い状況や内容なのに、心が入ってないというのか、安っぽい。これを乃南アサに書かせたら、窓子がイキイキしてきて、もっと能動的になり、親をも変えていく様を読ませてくれるだろうなあ。窓子なんていらない、潮美のストーリーでいいと思う。残念。

2012/10/15

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