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はれのち、ブーケ

はれのち、ブーケ

はれのち、ブーケ

作家
瀧羽麻子
出版社
実業之日本社
発売日
2010-11-19
ISBN
9784408535814
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はれのち、ブーケ / 感想・レビュー

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mariya926

こんな本を読みたいなって思っていたので大ヒット!!そうそう。結婚式の幸せもお裾分けしてもらいつつ、30歳の葛藤も読めたので大満足。多分この世代って忙しすぎて読書も儘ならないから、あまり需要がないジャンルかもしれませんが。40歳になったバージョンもあると嬉しいなぁ。特に手強そうな姑とどうなったのか?気になる。主人公が美人だけど人間が出来すぎていて、普通そこまで揃っている女性は少ないんじゃないかな?今回この作家さんが言いたかったのは「隣の芝生は青い」と感じるけど、実は自分の芝生の方が青いんだよって事かな?

2024/07/15

yanae

わぁ♡こういう本大好き♡瀧羽さんの素敵な連作短編でした。大学時代のゼミ仲間の結婚式。主役の二人はもちろん、仲間の視点で話が進む。ほんとどの章もよかった。けど、仲間で唯一既婚者の章太郎の話は共感が多かった。独身の人と遊ぶと楽しいのだけど、気力を使う…とか、すごくわかる。そして、それを表現できる瀧羽さんすごいなぁ、好きだなぁ♡読後感とてもよい一冊です。

2018/12/11

りお

スッキリ&爽やかな読了感でした。みんなそれぞれ色々なものを抱えていて、でも一歩踏み出そうとしている姿がかっこよかったです。私はまだ友人の結婚式に出たことはないですが、どんな気持ちで迎えることになるんだろう。

2014/03/22

b☆h

なかなか結婚に踏み切らない優柔不断な彼氏に苛立つ理香子、結婚したいと思えない自分に焦る鈴子、考え過ぎて結婚のタイミングを掴めない裕人、結婚する覚悟が持てない奈緒、恋愛より仕事に情熱を注いでしまう亮、一足早く父親になった章太郎。大学時代のゼミ仲間である6人が、結婚式を通して自分の生き方を考える連作短編。どんなに時間を共に過ごしても、やっぱり人の心なんて分からないものだ。近くにいるからこそ言えないことも、見えないこともある。だからこそ、心を開いて違いを受け入れることで、新しい道が開けることもある、理想の関係。

2023/09/08

nyanco

新婦・理香子は、すごくしっかり者で自分の意見をしっかり持っているんだけど、私はちょっと苦手なタイプ。優しいんだか自己主張が出来ないんだか優柔不断な裕人も私なら選ばないタイプだな~。てっきり朝から夜まで…結婚式の一日で二人の心情を綴る…というおはなしかと思ったら、二人以外にも大学のゼミ仲間6人の男女の物語でした。結婚前の者は結婚に憧れたり、結婚と仕事の選択に悩んだり…。既に結婚している先輩・章太郎の存在が面白かった。最終章の章太郎の妻・ゆかりの話がとても面白かった。続→

2010/12/16

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