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任侠病院

任侠病院

任侠病院

作家
今野敏
出版社
実業之日本社
発売日
2011-10-20
ISBN
9784408535944
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任侠病院 / 感想・レビュー

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koba

★★★★☆

2014/03/19

シリーズの中で一番面白かった。今回も古き良い時代の任侠楽しめました。病院再生、お見事でした。阿岐本組長の侠気、たまりません。痺れる啖呵でスカッとしました。そして、日村さん、本当に大変ですね。強さと優しさ、真摯に取り組み姿勢に引かれます。真吉さんに会って癒されたい。

2016/04/20

R

ヤクザが病院の建て直しに挑む、というと少し離しが違う。ちょっと、やり方を間違えていた病院に手助けをした、そんなお話でありました。ヤクザ絡みの案件も抱えつつ、でも、そういう余計な要因だけをヤクザが解決することで、正しい方向へと歩き出して、病院そのものは勝手に立ち直っていくといった様子が清清しい。ちょっと水戸黄門のような様式美を感じる内容なのだけども、出てくる人物たちが、プロ意識が高く、そういう人たちが報われるべきだというストレートな感動があって、心地よい物語でした。実際はこういかないんだろうけどなぁ。

2019/01/16

雑木林太郎

今年最初の読了本。毎回おなじみになっている、関係者たちの心意気。阿岐本組のいわゆるヤクザさんに負けず劣らず、気合の入った脇役たち。オヤジの心遣いをきっかけに彼ら自身で立ち直る。製本会社、高校、病院と入れ物は異なれど人の心は変わらずと阿岐本親分に教えてもらえた。今年一年、なんか良いことが起きそうな気がする。

2016/01/02

舟江

こんな題名の本が図書館に置いてあるとは思わなかった。内容は、健全なやくざが、潰れかかった病院を再建するというもの。少し色気に欠けるが、面白かった。1962年の映画「やくざの勲章」の様な、爽快感が残った。任侠シリーズ3作目の作品。

2016/10/13

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