探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2
探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2 / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
赤ヘル軍団広島東洋カープが悲願のCS出場どころか首位をひた走る頃合いに(超身贔屓)。東川さんは有名シリーズが合わなくているのだけれど、この僕っ子ワトソンシリーズだけは不思議と気があって、新作を楽しみにしていました。ミステリーしてというよりはキャラクター小説として読める短編だからかな。というよりむしろキャラクターのネタの一部になりつつあるミステリ。エアコンシスターズの戦いは非情に馬鹿っぽいけれど、むしろこれをメタ的に使いたい学園祭で。元気が良ければ卒業できる鯉ヶ窪学園には笑いました。恋に落ちそう。鯉だけに!
2014/06/11
ちはや@灯れ松明の火
ミスコンは美女コンテストではない、ミステリ好きエアコン娘の略である。俊足巧打の探偵部二年生副部長霧ケ峰涼に搭載のムーブアイは学園内で頻発する怪事件を見つけ出す。巨人が進撃する渡り廊下、闇討ち多発スポット瓢箪池、隣人愛なき未確認飛行凶器、液晶テレビ誘拐破壊事件。マエケン先発日の如き気合いで対峙せよ。四人全員滅多に揃わない探偵部の怪、乾燥した日々に潤いを与える珍名宿敵との決戦、生徒VS教師のお礼参り春の陣。CS進出で敵地スタンドを真っ赤に染め上げたカープ魂を胸に秘め臨む新たなシーズン、みんな、鯉してるかい?
2013/12/05
へくとぱすかる
「渡り廊下」と「挑戦」のトリックには驚き。なるほどぉ、そうだったのかぁ!そして同時に、今まで感じていた違和感が解消。「学ばない~」と「放課後は~」とは、世界が同じなのに、登場人物がすれちがっていたのが、ここにきて、やっと出会いを果たしました。それにしても首から札を下げて、事件の登場人物を演じさせるとは、さすがにミステリ研。(それをまた小説にしているのだから、虚構の二乗!)
2013/11/24
ダイ@2019.11.2~一時休止
鯉ヶ窪学園探偵部その4。探偵部シリーズは前作に続き涼メインに乗っ取られています。最近短編ばっかりなので、そろそろ長編も読んでみたい。
2013/11/11
しゅわ
【図書館】高校を舞台にしたライトミステリーシリーズ第二弾です。学園の秋から冬にかけた騒動を描いていますが、さらに濃いキャラが加わって、探偵部の周辺は大騒ぎ。渡り廊下の怪人、瓢箪池の怪事件、ミスコン?、また登場の池上先生とUFO?、映画部、ライバルうるるの二度目の挑戦、お礼参りの謎…と7つの短編集になります。どれも真相はかなりツッコミどころ満載ですが、ちょっとした思い込みや常識の隙間を逆手にとっているものも多く、ドタバタを楽しみながらさらっと読めました。特にミスコン&リベンジの時の証言者の間抜けさは秀逸。
2014/02/07
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