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嗤う淑女

嗤う淑女

嗤う淑女

作家
中山七里
出版社
実業之日本社
発売日
2015-01-31
ISBN
9784408536637
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嗤う淑女 / 感想・レビュー

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starbro

中山 七里は、新作中心に読んでいる作家です。 新作の『ふたたび嗤う淑女 』を読む前に、旧作で未読の本書を読みました。悪女のポイズンにやられました。蒲生 美智留、恐るべし、続編が出るのも納得です。続いて『ふたたび嗤う淑女 』へ。

2019/02/20

Yunemo

「美智留」という存在、作品としてのこの悪女感がたまりませんね。幼少時代の環境がその後の人生を決定する。そんな解釈たくさんありますが、現実としてあり得ることであり、尚且つ「美」を併せ持つ、状況的には悪女、魔女として選択の幅が大幅に広がってます。現実的に「美」を前面に出した悪女の価値はいつまで続くんでしょう。不思議なことに「美」を持たない悪女もたくさん実在して、何故に取り込まれてしまうんでしょう。との素朴な疑問もありながら、どこで、人を、信ずるのか、裏切れるのか、なんてことを、ちょっと胸の中に膨らませたまま。

2016/04/30

ウッディ

モデルのような容姿と明晰な頭脳を持ち、男女を問わず憧れを抱かずにはいられない蒲生美智留。彼女の魅力に取り込まれた恭子、紗代、弘樹そして佳恵は、犯罪に手を染める。まさにダークヒロインの誕生でした。稀代の悪女でありながら、美智留が捕まらないかとドキドキしてしてしまう自分も既に彼女の魅力に取り込まれてしまっているのかもしれない。絶体絶命と思われた裁判のどんでん返しも、中山さんらしい見事な顛末でした。続編でどんな活躍をするのか楽しみなシリーズになった。面白かったです。

2019/07/07

青乃108号

蒲生美智留なる美貌の悪女に操られ、業務上横領に手を染める者。家族を惨殺してしまう者。エトセトラ、エトセトラ。警察は美智留の存在を炙り出し、検察は証拠を確保し彼女を被告とした裁判が開廷される…久しぶりに中山七里の小説の面白さを堪能できた。彼の作品にしてはグロテスクな描写が控え目なのも好印象。変わりに、ちと扇情的描写の多さが気にはなったが、必要な場面ではあった。何と言っても特筆すべきは蒲生美智留なるキャラクターを創出した事だ。彼女の手にかかってしまってはさもありなん、と思わせる説得力を持って実体化されている。

2024/09/24

れみ

美しく才知に長けた女・蒲生美智留が巧みな話術で人々の人生を狂わせていくお話。最後の章で起こるであろうどんでん返しに次ぐどんでん返しは弘樹の章を読み終わった辺りで予想はしていたけど、弘樹と佳恵の事件にそういう意図があったというところにびっくりし、最後の3ページは3回くらい読んでようやく納得した^^;中山七里さんらしく人が死ぬところとかは相変わらずエグいけどなかなか面白く読めた。

2015/08/30

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