KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ワクチンX(エックス)

ワクチンX(エックス)

ワクチンX(エックス)

作家
桂望実
出版社
実業之日本社
発売日
2015-09-04
ISBN
9784408536712
amazonで購入する

ワクチンX(エックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

図書館の予約に出遅れて、ようやく読めました。桂望実、初読です。性格補強ワクチンという題材だと、色んな展開が考えられたと思いますが、割とたんたんとしたヒューマンドラマに仕上がっていました。ほとんど悪人が登場せず、読後感も悪くありません。性格補強ワクチンが実在していたら、個人的に使用するかどうかは微妙な気がします。著者が同い年であることが判明し、親近感が湧きました。

2015/11/22

milk tea

インパクトあるタイトルに惹かれ読み始めました。性格を変えることができる、夢のようなワクチンを接種できる時代がやってきた。しかし効能が切れそうな頃、ワクチンの原材料が死滅してしまい会社の存続までに追い込まれる。20年の間には人は変わる。足りない自分を受け入れられるようになったり、人として成長したりするもんなんですね。幸せの度合いを測るものさしとは?やっぱり自分は自分です。

2017/01/26

いつでも母さん

ワクチンで【性格変更】が可能な医学が、社会が近い将来有るのか?と、ちょっと思ってしまったが無しでしょう!これは。そんなワクチン胡散臭くて堪らない。画一化された人間が出来るだけではないのか?しかも、この第一号接種者加藤翔子。なんだろ、この女!(この女呼ばわり・・汗)嫌いだわ~夫も政治家も心理士もダメだな!作品としてはタイトルのインパクトよりは小さくまとまった感じで読了した。そして、もし・・と考えたら私ならどのワクチンを選ぶだろうと(笑)『落ち着き』『優しさ』未開発だが『主婦力』かな!(おいおい・・)

2015/11/03

紫 綺

近未来ほのぼの系小説!?性格補強ワクチンの出現により、人の人生は好転するのか否か?桂さんの作にしては、スカッと感に乏しかった。結局、己を変えるのは己自身と云うことなのだろうか。この性格、変えられるモノなら変えたいものだ。

2015/11/04

タックン

これってSFなのかな?時代設定が曖昧だし、ワクチンXが開発された背景とかが不明なまま20年後からスタートしてるのでわかりずらかった。性格補強ワクチンって画期的だし誰でも欲しいって思うけど欲言えばいつでも元の性格に戻れる薬もあったらと贅沢なこと考えちゃった(笑) この作家さんは(県庁の星)で有名になった人だけど、企業の論理とか組織の論理とかが好きだなあ。 エピローグがちょっと皮肉めいてやっぱこうなったかあと寂しい感じがしたけど、反面ほのぼのしてこれでよかったのかな。

2016/01/02

感想・レビューをもっと見る