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恋糸ほぐし 花簪職人四季覚

恋糸ほぐし 花簪職人四季覚

恋糸ほぐし 花簪職人四季覚

作家
田牧大和
出版社
実業之日本社
発売日
2016-11-11
ISBN
9784408536965
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恋糸ほぐし 花簪職人四季覚 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

女ごころにはめっぽう疎い花簪職人の忠吉。幼なじみの大吉とのかけあいが面白かったです。瑠璃という鳥は、オオルリかな?

2016/11/28

はる

優しく温かな物語。素朴だけれど美味しそうな料理もたっぷり。ああ、やっぱり田牧さん好きだなあ。登場人物もみんな愛おしい。落ち着いた雰囲気の装画も好み。面白かった!続編希望!

2017/01/07

ぶんこ

優しすぎるのがたまに傷の花簪職人忠吉。奉公先から追い出され、幼い頃にお世話になったお寺に戻る。そこでの懐の広い和尚と幼馴染の以風住職(大吉)、聞こえず話せずの幼い少女さき。さきのそばを離れない瑠璃。登場するキャラがいいですね。ただ、さきが心に負った傷の事を考えると、おりょうさんや菊地屋さんの両親のとった解決策には首を傾げたくなりました。乱暴者のように見える大吉、優しいけれどしっかりできない忠吉の二人を大きく包み込んでくれる和尚が素敵です。藤結びでは、花簪を作る職人の心意気と、おもんさんの夫恋しさに涙。

2017/02/20

アン

花簪職人の忠吉が悩める人の心の結び目をほぐしていく話なのですが、忠吉が頼りない(笑)優しいけど、どこか抜けていてお人好し、良い意味で普通な忠吉なので、彼の幼馴染みの住職・以風と親代わりの和尚・杉修が助言と手助けをして解決している感じ。忠吉と以風の幼馴染みゆえの口喧嘩(じゃれ合い)も楽しい。それを見守る和尚の穏やかさも素敵。寺に保護されている耳が聞こえず口も利かない少女のさきと瑠璃のそらが可愛かった。皆さきが可愛くて仕方ない様子にほっこり。さきの身に起こった事を解いていくストーリーもあり楽しめました。

2017/02/05

万葉語り

長屋を追い出された花簪職人が育った寺に間借りをし、寺男の仕事をしながら簪を創る。瑠璃色の鳥、藤、小菊など愛らしいモチーフには悩める女性の物語がついている。優しい忠吉と厳しい以風に悩みを聴いてもらえるこんなお寺があったら人生相談に行きたくなってしまう。迷子のさきも最後で救われてよかった。2017-13

2017/01/23

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