バスへ誘う男
バスへ誘う男 / 感想・レビュー
ジュール リブレ
東京都内バス旅シリーズ第二弾。主人公を新たに加えて、バス旅コーディネーターとして登場。お金はいらないボランティアでいろいろアレンジしてくれる。今はなくなってしまった路線バスに因んだ話が白眉、都営バスは目黒区を走っていないとか、逆に東急バスが一系列だけ都心まで来ているとか蘊蓄もてんこ盛り。小寺夫人が巡る下町ツアーが最高で、いい家族孝行になりました。お孫さんも喜び、かかる費用は500円の一日乗車券。なかなかのツアーです。今度行ってみよう。
2021/05/03
あっちゃん
シリーズ2作目!一人称が一作目と変わり初登場で主役に(笑)都バスのシルバーパスを使い、路線バスを楽しむ一行と日常系ミステリー!マニアックな路線バストークには、地方在住の私には、とても着いて行けないけど、楽しそうな一行を見ると、そんな老後も少し羨ましい( ̄▽ ̄)
2021/02/15
ちょん
しまったシリーズ物2巻目から読んでしまった( ‘ᾥ’ )でも違和感なくスラスラ読めました。移動手段として路線バスがあまり好きでは無いのですが、バス旅も楽しそうだなぁと染み染み。(歩ける距離と思ってしまったり、乗り間違いが多くて苦手意識が……)苦手意識をとっぱらって次の旅行ではバスもガンガン使ってみたいです(^^)
2024/06/30
tetsu
★2 東京の路線バスにまつわるトラベルミステリー。細かすぎて東京都在住や都内勤務者以外にはなかなか伝わらないのではないか。
2020/11/27
FOTD
路線バスミステリーとでも言うのだろうか。以前にも似たような話を読んだなぁと思いながら読んだ。 マニアックだが楽しめた。けっこう細かいところを突いて来るので、都内の地理に詳しいほうが楽しく読めると思う。長岡の栃尾揚げを久しぶりに食べたくなった。富士塚、暗渠などは思い当たる場所があるので行きたくなった。板橋の縁切り榎については別の本で読んだことがあった。品川駅の東側にあった屠場は今もあるのだろうか。などなど、読んでいて都内の風景を思い出すことが多かった。エンディングは成程と思ったが、そこは求めてなかった。
2020/12/24
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