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彼女。 百合小説アンソロジー

彼女。 百合小説アンソロジー

彼女。 百合小説アンソロジー

作家
相沢沙呼
青崎有吾
乾くるみ
織守きょうや
斜線堂有紀
武田綾乃
円居挽
出版社
実業之日本社
発売日
2022-03-17
ISBN
9784408538044
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彼女。 百合小説アンソロジー / 感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

さすがにこの豪華な面々ですからね…実にバラエティ豊かな“百合”を楽しめました!織守さんは構成が巧いですね…何とも微笑ましい作品でした♪︎ 青崎さんは「アンファル」シリーズをどぎつくした感じ!?…そういえば「アンファル」も“百合”要素ありましたね(笑) 武田さんは一番“恋愛小説”らしさを味わえました。円居さんは“百合”というより“作家論”として興味津々。乾さんは917円という設定が絶妙すぎます(笑) そして“双璧”なのが斜線堂さん&相沢さん!一体どちらに転ぶのか…最後までハラハラドキドキさせられました!

2022/04/13

美紀ちゃん

短編集。織守きょうやさんと相沢沙呼さんの話が良かった。それは友情や憧れでは?と思った。というか百合って、女性同士の恋愛なのはわかるが、愛ってなんだろうと考えさせられる。恋愛といっても、恋に恋するみたいなふわっとした感じの可愛い女の子の気持ちみたいな内容。愛のために人を殺せるか?正当防衛だとしても人を殺すというのは愛とはまた別の問題であるような気もする。というか短編集であるから当然、作品が短くその範囲で深い愛について書くのは難しいのかもと思った。エロシーンはマイルドなのでセーフ。 中学校図書館◯だと思う。

2022/09/23

寂しがり屋の狼さん

七人の作家による短編アンソロジー📚【青崎有吾】さんは『ノッキンオン・ロックドア』以来かな?(◕ᴗ◕✿)

2022/09/05

ひさか

2022年3月実業之日本社刊。7編の豪華書き下ろし。各作品毎の扉絵イラストレーターさん起用も豪華。更に表紙絵のイラストに100年さん起用もインパクトあります。いずれも、彼女たちの世界を描写する手腕に脱帽。椿と悠、恋澤姉妹の緻密な世界観が好みです。

2022/08/25

雪紫

百合を問う。7人中6人がミステリ作家な百合アンソロジー(円居さん、武田さん未読。ユーフォのアニメは見た)。王道もあれば、捻れも謎もアリ。大半がミステリ作家なだけに、謎が解けるに従って、秘めた感情が浮かび上がり、突き落とされる瞬間がたまらない。「あー」な悲鳴を挙げたくなる武田さんや彼らしいひねくれ具合を見せる乾さんも捨てがたいが、ラストに全力投球、巨大感情が突き刺さる青崎さんの「恋澤姉妹」と感情の揺れ具合と振り回し具合が尊い斜線堂さんの「百合である値打ちもない」、同理由で相沢さんの「微笑の対価」を推します。

2022/03/19

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