ミス・ジャッジ (実業之日本社文庫)
ミス・ジャッジ (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
ミカママ
【堂場コミュ】久々の野球作品。物語の縦軸は、MLB1年目のピッチャー橘と、彼の元ライバル(現在はMLBの審判1年目)竹本の2人。物語の鍵は、文字どおりのミス・ジャッジ(これは和製英語だと思うなぁ)。魅力的な脇役に囲まれ、MLBファンの堂場さんならではの試合運びに、ワクワクしながら一気読み。馴染みあるセーフコ球場が出てきたのも嬉しかったな。『BOSS』の方もぜひ読んでみたい。
2016/07/19
こうじ
⭐️⭐️⭐️3/5 面白かった(*^_^*)ミスジャッジ!人間だからミスもある、でも、真剣勝負!最近は、ビデオ判定が出てきたから、ミスジャッジ少なくなってるけど、逆にミスジャッジがあるから、人間味もでてくるのでは^_^最近、個性ある審判いるかなぁ、昔の審判は怖いイメージが強かった(*^_^*)
2016/05/06
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
10年に1人の逸材と呼ばれたエース・竹本と控え投手・橘は、学生時代王様と奴隷の関係だった。しかし10数年後、二人の立場は残酷なまでに逆転していた。肩を壊し選手生命を絶たれた竹本は、それでも野球から離れられず、アンパイヤに転身する。才能に溺れなかった橘は自分の投球術を創り上げ、メジャーリーガーにまで登りつめる。レッドソックスの一員として凱旋帰国し、ヤンキースとの開幕戦に先発した橘は、キャッチャーの後ろから冷たい視線を送ってくる竹本と対峙する。そして運命の一球……。鮮烈な光と影を描いた孤独な男たちのドラマ。
2016/05/17
ユザキ部長
あの一球のミスジャッジで、俺の野球人生はおかしくなっちまったんだ。何だ、何なんだこれは?そりゃそうだ。つい先ほどまではストライクだったコース。突然のボール判定。戸惑いと焦り、自暴自棄になる。絶対の正義をふりかざす審判。平常心なんて保てるのか?いずれにせよ見てくれ、この一球を。「参った」と認めてみろ!
2016/09/11
ともくん
たった、一球のミスジャッジのせいで野球人生を棒に振るようなスランプに陥ってしまう。 そこから、物語は始まる。 日本人メジャーリーガーとメジャー初の日本人審判。 その二人の間に横たわる過去とは。 どうしても、許せない同士二人が出した過去との精算方法とは――
2020/04/13
感想・レビューをもっと見る