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感染夢 (実業之日本社文庫)

感染夢 (実業之日本社文庫)

感染夢 (実業之日本社文庫)

作家
明野照葉
出版社
実業之日本社
発売日
2011-06-04
ISBN
9784408550374
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感染夢 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

繰り返し見る不可解な悪夢に苦しむ主人公。親戚や恋人が同じ悪夢を見ていることに気づく。悪夢は伝染するのか、不幸はどこまで拡散するのか。つまらなくはないが、繰り返しの描写が多くて長かった。良くも悪くも正統派の分かりやすいホラーで、早い段階で結末は予想できてしまうのに推理や説明が冗長すぎる。もっとテンポよく短い方がハラハラドキドキ楽しめたかもしれない。

2018/05/21

mr.lupin

幸せな暮らしを営んでいた従兄弟が一家心中を遂げた。阿南隼人は、従兄弟が生前不可解な夢に苦しめられていた事を知り驚愕する。自身も同じ悪夢にうなされていたからだった。夢に出てくる女は誰なのか?隼人の隣に越してきたあの女は…隼人の日常が少しづつ歪んでゆく。感染夢とはそんな意味があったとは、約100年前にそんなことがあったとは。その怨念がそんな形で現れるとは。ホラーとしてそこそこに楽しむ事ができた作品だった。深夜ドラマとかにすると面白そうかな。☆☆☆⭐⭐

2022/03/07

Yu。

大分県奧国郡の山奥にある廃村に封印されていた恨みの念が 約一世紀の時を経て、呪縛を解かれ、いざ黒い瘴気となって村出身者の一族に取り憑くという怨念まみれな土俗的ホラー。ゆるりゆるりとですが、しつけー!そんでとことん憑き纏います! 穏便にとまでは言いませんが、ここはなんとかならないものでしょうかねぇ。。いじめと復讐の関係が成り立つような哀しい怪談ストーリーでもあります。が、この物語の面白い所は、加害者であって被害者であり、肉体面・精神面、そして金銭面にまで煽りを喰らう“ある人”が一番の被害者であるという事。

2014/08/13

さといも

面白かったのだけど、物足りなく感じました。しかもまだ続きそうな…続きありますかね?あったら読みたいな。タキの最後、気になる。

2018/06/03

柊子

「ローズマリーの赤ちゃん」のよう・・・と書くとネタバレかな。ドロドロした感情を描くのが巧い明野作品にしては平凡。

2015/02/20

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