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銀盤のトレース age16 飛翔 (実業之日本社文庫)

銀盤のトレース age16 飛翔 (実業之日本社文庫)

銀盤のトレース age16 飛翔 (実業之日本社文庫)

作家
碧野圭
出版社
実業之日本社
発売日
2012-02-03
ISBN
9784408550640
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銀盤のトレース age16 飛翔 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

何?これで終わり?続きが読みたいなぁ。朱里の成長は続く。ジャンプを右から左に転向、偶然が生み出した評価。本人の意図とずれた高評価に戸惑う。順調すぎる前半と問題が重なってくる後半の明暗が分かれる。怪我も多いだろうしスポーツってホントに大変なんだろうな。読みながら脳内には女子体操の村上茉愛選手が浮かんでいた。シリーズ第三弾。

2022/07/14

utinopoti27

スケーティングをサウスポーに変えて立ち直った朱里。試合中のアクシデントで咄嗟に飛んだスイッチジャンプが夢の扉を開けることになろうとは。全日本ジュニアからシニア、さらに世界ジュニアへと駆け上がる彼女は、上達のスピードに追いつけないメンタルや、自分を取り巻く環境の変化に苦しむことに・・。碧野さんの作品は、どちらかといえば淡々とした地味な展開が多い。本作も地に足のついたリアルさが、少しづつ大人の女性へと変貌する、思春期少女アスリートの成長譚に命を吹き込んでいます。作者の限りないスケート愛が溢れる青春ノベル。

2019/02/21

ひめありす@灯れ松明の火

2012年当時に高校1年生だった朱里。今年のソチオリンピックはどんな気分で見ていたのでしょう。もしかしたら少しは代表選考にかかっていたのかな。それともまだジュニアだったのかな、なんて考えるのも楽しい。一足飛びに駆け上がる技術と違い、朱里の内面は祖父母に衣装をねだってた小学校の頃からあんまり変わって無くて、まだ16歳だもの。と思いました。瑠璃ちゃんは大分お姉ちゃんになりましたね。4年後22歳になる朱里はオリンピックに出られるのかな。世界ジュニアも初めて知る世界で面白かったです。個人的には槙子に頑張って欲しい

2014/09/27

RIN

2012年に出た本なのに時代のズレを感じる。ジュニアがこんな低難度で戦えたのっていつぐらいのことだろう。アイスショーで両回転を売りにしている現役選手はいるが試合で入れてる選手はまだいない。両回転売りの選手にしても結局どっちも回転不足になってるし、試合で使う回転の方も離氷前に1回転近く回転してから跳び上がる癖持ちなのはもしかして両回転のせいか?とかなんちゃってジャンパーとちょっと格下に見られているから、リアルに両回転できる選手が出てきたら楽しいかも。卒業と同時に引退の選手達ってこんな感じなのかな。

2015/12/19

Lesen

中部ブロック大会を制した朱里は、全日本ジュニア選手権大会の当日、体調を崩す。演技中に朱里の取った行動は周囲を驚かす。シリーズ第3弾。今回はピンチの連続で目が離せない。朱里が緊張している時、私も息をするのを忘れていたくらい。そんな時の明子先生が良いのです。羽ばたけば、羽ばたく程、学業との両立、友人関係、難しいですね。後、マスコミの行動はある、あるといった感じ。でも、報道されない部分にドラマがあるのだなと。今回は、朱里の心の成長が見られた巻。無駄な経験など無い。そして、まだまだこれから。

2013/11/28

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