情事の終わり (実業之日本社文庫)
情事の終わり (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
ミカママ
あー、ダメだ。直球ど真ん中、どストライク。涙が止まりません...(つД`)ノ
2016/08/17
おしゃべりメガネ
ドロドロした恋愛(不倫)話・・・だけでは、決して終わらせない何かがこの作品には眠って(潜んで)います。自分は男性なので、読んでいてなんとなく一歩下がるようなキモチで読んでしまいましたが、女性は逆に一歩前へのキモチで読んでしまうのではないでしょうか。共感する、しない(できる、できない)はあるにせよ、どんなカタチでも女性が「恋愛」に身をゆだねていく姿は、いくつになっても「キレイ」だなと率直に感じました。誰かを好きになる、好きで居続けるって、とてもエネルギーが必要で、リスキーでもある。そんなコトを感じました。
2013/03/13
Kei
書店ガールの著書とは知らず、読みました。後から知って、びっくり。そういえば、職場のお仕事環境はよくわかったかなぁ。ただ、主題は大人の恋愛。題名が同じ有名なグリーンの情事の終わりのオマージュといえば、いえなくもない。が、あちらは壮大な神との約束。まっ、女性が身を引くところは同じですね。両作とも、細かいディテールが秀逸で、至る経緯が良い。こちらは、結局は絵空事であろうが、物語の中では、しばしうっとりできますよ。
2024/03/11
Satomi
―結婚してもひとは恋に落ちる―主人公は大手出版社勤務の奈津子42才。人気作家に気に入りられ…年下の同僚からも言い寄られる…。 42才、女として終わりかけているのではないかという焦燥感は私にもある。年下の同僚からグイグイと言い寄られ悪い気がしない気持ちも分かる…。けれど駄目なんだと思う。絆されてその気になって…結果、全てを失う。男はズルイ…。男のプライドに振り回され、傷つくのはいつも女なのだから…。「情事の終わり」そう、情事はいつか終わるものなのだ…。
2015/12/18
まさきち
仕事に励む少々不器用な女性の不倫の物語。ですがどうにも出てくる人物の考えや判断が軽薄に思えて常に”メロドラマ”という言葉を想起せずにはいられない一冊でした。
2016/04/08
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