こなもん屋うま子 (実業之日本社文庫)
こなもん屋うま子 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
お好み焼きもまぼろし~!たこ焼きもまぼろし~!おうどんもまぼろし~!焼きそばもまぼろし~!マルゲリータもまぼろし~!豚まんもまぼろし~!ラーメンもまぼろし~!気づきを与えてくれる馬子もイルカもまぼろし~!店もまぼろし~!とにかくまぼろし~!自分には久しくお好み焼きを食べてないなあという気づきをくれたよ!馬子の店で、お好み焼きを食べたいな。店の看板が見たくなるね。ウチの近所に出現しないかな(笑)クスクス笑いながら楽しく読めました。(まぼろし~!はIKKOさん風に読んでね)
2019/01/14
ぶち
これはコナモン ファンタジー。主役は、 "どこか別の世界からこの世界にコナモンを広めるためにやってきた、ポケモンならぬ「コナモン」という生物"。見た目は、でぶっと太った大坂のおばちゃん。名前は馬子。悩みを抱えた人々が吸い寄せられるように入った店では、馬子が作る絶品の一皿が供され、ドタバタ騒動のすえに、悩みが解消されて幸せにされてしまいます。 この本に登場する店が本当にありそうなリアリティをもっているのは、大阪の街の奥深さです。大坂の街に無数にあるコナモンの店との出会いと別れは、まるで人生のようです。
2019/02/17
紫 綺
単行本にて既読。このお話が、文庫本になってとてもうれしい~♪
2013/11/07
sin
あっぱれやんか〜、こんなもん(笑)どうなんやろおもて読み始めたんやけどおもろかったわ〜、わるゆうたらある意味ワンパタ〜ンな展開やねんけど、いいやそう違うんや!なかなかひねりがきいとって一つ一つが納得やねん。まあちょっと出来過ぎなとこもあるんやけどなぁ(笑)馬子のおばはん(ちゃう)オネーサンのこさえたこなもん食べたいわ〜難波?鶴橋?谷町?天王寺?…なんやどこもよう行っとるとこやし、いつか出会えるやろか〜
2015/07/06
ジュール リブレ
さすが大阪、粉もんのふとっ腹なこと。何でもかんでも呑み込んで、うまいもん食ってれば悩みもいつか飛んで消えてく。腹いっぱいになったら、もうそんな場所は残らず夢のごとく消え去って。腹減ったなぁ。
2020/12/15
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