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チームII (実業之日本社文庫)

チームII (実業之日本社文庫)

チームII (実業之日本社文庫)

作家
堂場瞬一
出版社
実業之日本社
発売日
2015-10-03
ISBN
9784408552590
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チームII (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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W-G

『ヒート』のラスト直後から始まり、いきなり不吉な出だし。山城の尊大さは変わらぬものの、どこか一回り小さく見えてしまうのが哀しい。浦の監督としての側面や実業団チームのラストレース等、今までよりも人間ドラマ要素が強くなった事で散漫になってしまっている気もするが、それでも通常以上のスピードで読み終えた。オールスター駅伝の結果には深い溜め息が出てしまった。このまま山城のその後を追い続けたい気もするが、数年後、新たな天才ランナーが出てくる展開も見てみたい。もちろん浦や吉池や須田、それに音無や甲本あたりは続投で。

2017/11/09

starbro

新型コロナウィルス対策購入シリーズ第三弾、堂場 瞬一は、新作中心に読んでいる作家です。昨日の『チーム』に続いて未読のⅡを読みました。二番煎じではあるものの、面白いですが、「甲子園の高校野球」と「社会人の都市対抗野球」の違いのようで、あまり感動はありませんでした。続いてⅢへ。トータルの感想は、全三巻読了後に。

2020/04/15

しんごろ

『チーム』『ヒート』に続く続編で『チーム』から7年たった話!箱根駅伝学連選抜の監督になった浦、故障から復活を目指す相変わらず傲慢な山城の不器用な友情がなんともいいですね(^^)レースも箱根駅伝と全実の駅伝の二つも盛り込まれて、箱根駅伝の荒井のシーンは迫力満点で思わず「間に合え~」と叫びたくなるほどの迫力でした!全実の山城のレースシーンも良かったんですが、箱根駅伝のレースの方が引きこまれました(^^)傲慢な山城が歳を重ねて、不器用ながらに丸みを帯びてくるのは、子供から大人になる感じ!なんか憎めないね(笑)

2016/09/19

ミカママ

スポーツモノの第一級品である『チーム』の続編を名乗る作品、とな?あれを超えるものは、堂場さんと言えども書けまい、とはみごと杞憂に。山城の唯我独尊ぶり、それにましてものツンデレぶりに、胸キュン♡(死語?笑)今回は学生連合の箱根と、山城のラストラン(ラストなのか?そうなのか?!)と、二本立てという贅沢さ。今後の山城の行く末は?思わせぶりなラストが次作を期待させる。学生連合の五区を走る福本くんは、神地くんがモデルなのか?そしてわが母校の名が連呼されるシーンには思わず胸アツ~。箱根、見たい!でも見られない!!泣

2015/10/26

yoshida

【堂場瞬一祭り】「チーム」から7年。山城はマラソン日本記録を持つが故障で2年レースから離れていた。さらに山城の所属するタキタは業績不振で陸上部を廃部にする。初の窮地に追い詰められる山城。山城の窮地を救うために、彼と箱根駅伝を走った学連選抜のチームメイトが立ち上がる。更にヒートの甲本も協力する。山城は五輪記念マラソンで優勝し引退を図る。どこまでも傲慢な山城。浦と山城の友情と葛藤。臨場感溢れるレース。次作を感じさせるラスト。傲慢でなければ山城ではない。実力を見せつけなければ山城ではない。胸を熱くさせる作品。

2016/01/01

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