探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに (実業之日本社文庫)
探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
セウテス
【鯉が窪学園探偵部シリーズ】番外編第2弾。探偵部副部長の霧ヶ峰涼が活躍する、7編の連作短編集。今回は霧ヶ峰涼のライバルとして、ミステリ研究会の大金うるるからの、推理ゲーム対決が持ち込まれる。本編からお馴染みのキャラが登場するのだが、卒業のために顔出しをしました程度で少々残念。しかし、笑いを止められない会話の応酬に、ミステリ好きには必要不可欠な謎を、これでもかとしっかり列べる。さらにはその先にあるミスディレクションと、本格の魅力の一端はちゃんと味わえるのです。ラストの終わり方が気になり、早く次を読みたいぞ。
2021/11/09
ニカ
どの話しもユーモアがあって、サクッと読める。最後の凶器はこの本ならではの物だった。
2022/02/19
はる
やっと探偵部のメンバーが出てきたと思ってたら二人の先輩が卒業していった!でも、ミスコンのメンバーはやたら手の込んだ挑戦状を叩き付けて来てそれに巻き込まれた部員が辞めてやる~。ってのが好きだな~。ラストの鯉が凶器って言うのは賛成出来ないけど、登場人物の掛け合いは好き。
2016/12/13
再び読書
文庫で丁度の「謎解き」系の日常ミステリーです。ハードカバーなら少し勿体無い感じがします。ぼくらの世代だとビタはまりのエアコン霧ヶ峰に大金(ダイキン)のうるるとさららはやり過ぎ感が半端ない。ただ、全編を貫くのは、この様な荒唐無稽の謎解きなので、最後はそれなりに納得させられる。しかし、綿菓子や鯉ヶ窪だから鯉を凶器として使うとか、発想力は突き抜けている。烏賊川市シリーズにでも進みましょう!
2021/03/10
こーた
新刊なのに何故か図書館の棚に置かれていたので借りて読みました。前作同様に霧ヶ峰凉のキャラが面白く楽しく読めました。鯉ヶ窪シリーズは多摩川部長シリーズもあるようなので、それも読んでみたいです。
2016/11/08
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