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終電の神様 (実業之日本社文庫)

終電の神様 (実業之日本社文庫)

終電の神様 (実業之日本社文庫)

作家
阿川大樹
出版社
実業之日本社
発売日
2017-02-03
ISBN
9784408553474
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終電の神様 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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電車の人身事故にまつわる短編集。あたたかいストーリーばかりで癒されました。それぞれの話の登場人物の未来が明るいものだと思えるようないい話。『閉じない鋏』『ホームドア』が好きです。

2018/05/15

へくとぱすかる

「ヒューマン・ミステリー」と裏表紙に謳われているが、謎解きの要素はない。しいて言えば、O・ヘンリーのような、ちょっと気の利いた意外なストーリーというところ。登場人物が微妙に重なって、連作をなしているところに興味をひかれる。同じ列車に乗り合わせた人間それぞれの抱えるドラマを、別々の立場から描くような(実際には、そうはなっていないで、微妙にずれる)おもしろさ。

2017/06/29

カメ吉

師走に入り色々と忙し過ぎて数ページ読んでは寝てしまい勿体ない読み方をしてしまった。七つの短編からなるある満員の終電の乗客たちの物語ですが、人身事故で電車が止まりそれに関わったそれぞれの人達のドラマが一話ずつ描かれていて徐々に各話がその人身事故と終電で繋がって面白かった。けど残念ながら私の読み方が悪く作品に申し訳ない気分です。

2017/12/07

Yunemo

終電という言葉に惹かれて。懐かしくもあり、今の現状でもあり、ただ終電を利用すること、ほとんどなくなりました。終電と運転停止、により、偶然性の出会い、過去の時を紐解くポイントそして現実の今、いろいろな要素が織り交ざっての物語。インパクトは、終電での運転停止、そこに乗るいろんな、職業然り、男女・年代然り、嗜好もまた、人達の人生が瑞々しい感性のもと現されます。ジーンときて。タツ子さんの歌、この場面とちょっと違うよね、との想いに。「運転見合わせ中」とは雰囲気違って、ハートウォーミングという謳い文句、その通りかな。

2017/08/06

寂しがり屋の狼さん

夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。そこに居合わせた人々の物語。短編集は毎日少しずつ読めるのがいいね(*^^*)タイトルは最後の「ホームドア」からかな?続編もあるので読んでみようと思います

2020/04/04

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