彩菊あやかし算法帖 (実業之日本社文庫)
彩菊あやかし算法帖 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
三代目 びあだいまおう
村人を恐れさせる妖怪。到底太刀打ちできない村人は若き女性を生け贄に捧げたりして我慢をし続けることしかできない。乞われ立ちはだかるのが、寺子屋で算法を教える少女彩菊!妖どもの課す難問をバッサバッサと解き明かし村人の窮地を救う。江戸時代の数学パズル的必殺仕事人(?) と、ネタはとても面白そうな素材です!ライトで読みやすいし···。問題もそれぞれ興味そそるし···。でも、キャラが薄いのかな、平易な展開に少し残念な読後感。帯の『面白さぶっ飛び!』はちょい大袈裟かな。素材を如何に調理しうるか今後に期待します‼️🙇
2019/04/11
hnzwd
浜村渚に続く新シリーズ?数学好きは相変わらずで、数学を使って妖怪と闘うのは可愛い。。当時の数学以上に突っ込んだ内容が多く、渚ちゃんのタイムスリップものがくるのを予感させました。
2017/09/24
coco夏ko10角
時代もの・妖ものということで手に取らずにいたけど、数学に惹かれて読んでみたらけっこう面白かった。この雰囲気は現代が舞台だったら出せないだろうし。今度続編も読んでみよう。
2020/10/19
ひさか
月刊J-novel2013年11月号彩菊と賽目童子、2014年7月号彩菊と赤い亡霊、10月号彩菊と呪われた千手観音、2015年1月号彩菊と一千八十九稲荷、4月号彩菊と逢魔が手毬唄、7月号彩菊と死神絵草紙、の6つの連作短編を2015年10月実業之日本社刊。2017年8月実業之日本社文庫化。シリーズ1作目。数学問題をうまく使ったあやかしストーリーは工夫があって楽しい。数学的なしばりに従うあやかしが笑えます。彩菊の人となりも面白い。連作でよくアイデアが続くなぁと感心します。続編に進みます。
2024/02/16
湯湖
算法好きなリケジョ(?)が、妖怪たちと対決する物語。理系脳が皆無な私は、色々と読み飛ばしつつ読了。息子の本棚から拝借したのだけど、これを読んでいた時は小学生だったな。というわけで、小中学生の皆さんにお勧めです。もちろん大人も楽しめますよ♪
2021/04/10
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