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不惑ガール (実業之日本社文庫)

不惑ガール (実業之日本社文庫)

不惑ガール (実業之日本社文庫)

作家
越智月子
出版社
実業之日本社
発売日
2017-12-05
ISBN
9784408553962
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不惑ガール (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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ユザキ部長

なんでこの本を選んだんだろ?専業主婦、熟女バーのホステス、カリスマモデル。それぞれが交錯し嫉妬、羨望、張り合いとドロドロ具合を面白おかしく痛快です。 実業之日本社文庫は面白い本が多いな。

2019/09/30

Yunemo

もう一花咲かせたいのは、女性ばかりじゃないですよ。男も43歳で何を考えてるか、大半の男は沈んでると考えたほうが。バブル時代を大学で過ごした年代は強いの、弱いの。専業主婦の苑子の変化が面白くて。自身の葛藤と見栄とあきらめ、旦那の眼、娘の眼からみたこの歳の実態、何とはなしに頷けるところもあって。でもそれぞれの道を歩んできた3人が、43歳になって改めてタッグを組めるなんて、3人模様の胸の内それぞれ、昔のノリで最強のアラフォー軍団、女の強さここにあり、これで男は負けてしまうんです。深く考えずにそれなりに楽しんで。

2018/01/21

秀玉

この小説、評価と裏書に惹かれた。痛快と書かれている。期待したが、テンポが悪く、痛快感は感じられず、もやもやが残る。中年に入った女性の一面を切り取った内容。娘の結衣がおもしろい。母であり主人公の苑子との会話が秀悦。母「あんた女は内面」といって5000円出す。続けて「これでブラとパンティ買っておしゃれしなさい」。結衣「いらねえって」、母「あんたまさか3枚1000円とかじゃないよね」、結衣「はぁ、なに、1枚100円だよ」。もっと結衣を表現して欲しかった。最後、主人公たち女3人は結託して、痛快感を匂わして終わる。

2022/11/22

JKD

過去の栄光を引きずったままジワジワと衰えを感じる不惑ガールの切ない気持ちと前向きな姿勢が微笑ましい。テンポのいい会話と彼女たちの心理描写が面白かったです。

2017/12/17

aoi

大学の準ミスに選ばれたことをいまだ自慢したがる43歳専業主婦の、自分では若いと思っている感覚と周りからの現実的な目とのギャップが、不惑とガールというちぐはぐな組み合わせの題名とマッチしてる。着たい服と似合う服が違ってくる感覚はすごくわかる・・・。

2018/06/10

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