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半乳捕物帳 (実業之日本社文庫)

半乳捕物帳 (実業之日本社文庫)

半乳捕物帳 (実業之日本社文庫)

作家
花房観音
出版社
実業之日本社
発売日
2017-12-05
ISBN
9784408554006
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半乳捕物帳 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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みっちゃん

「徳川の名において、エロ…江戸はあたしが守るっ!」将軍家の血を引くその証はおっぱいの葵のご紋の入れ墨でございます。半七ならぬ、半乳親分のお七ちゃん。花房先生の冗談から生まれた、まあ、放送禁止用語はほぼなしの、健康なお色気時代小説。きっとあの世の岡本綺堂先生も苦笑いはしつつも怒ってはいらっしゃらないと思いますよ、ハハハ( ̄▽ ̄;)

2021/01/08

しんごろ

官能小説でもなく、エロ小説でもない。エッチでコミカルな現代も入りまじったハチャメチャな時代小説かな。花房観音さんのユーモアな一面を見せつけられた気がします。こういうのも書けるのかと、花房観音さんのイメージが変わりましたね。しかも続編ありきの終わり方。もし出たら、続編を読むしかないかな。「エロ……いや、江戸の悪は許さない」って、お七よ!なぜ間違える。さては、お七もエロよのう(笑)

2018/10/07

starbro

花房観音は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、江戸(エロ)キューティ・ハニー艶作短編集でした。しかし半乳に葵の紋が彫り込んであるとは・・・シリーズ化を期待します。徳川家康も岡本綺堂も天国で微笑んでいるのではないでしょうか?【読メエロ部】

2018/02/02

じいじ

 店頭で手にして、突飛なタイトルに笑った。花房観音でなかったら、まず買わなかっただろう。岡本綺堂の『半七捕物帳』をヒントに生まれた、お色気爆笑エンタメ時代小説。主人公・お七が葵の御紋を乳房に彫って、江戸町民のために悪人たちをやっつける痛快劇。廓、大奥の女性らの本音の心も垣間見えて面白い。大奥や吉原を舞台に花房流お色気も鏤められた笑える一冊。病み上がりの疲れた頭には、よい気分転換になりました。

2018/01/30

りゅう☆

徳川の将軍の血を引き、葵の紋を乳房の半分に彫った女~半乳ことお七が今日もエロ…江戸の悪を許さない。同心の兵衛がお七の育ての親である岡っ引き銀次郎の元に相談に来る。全裸で両手両足を縛られた状態で若い侍が発見された。兵衛が囮になれと。絶対イヤだよね(^^;)。えすえむだのふぇろもんだのぱいずり花魁だの…。気が抜ける笑。吉原初恋、色男坊主、大奥潜入、江戸城攪乱と、もちろん本人たちは真剣なんだけど、エロがつきまとうので笑うしかない。兵衛もすぐに捕まって体が反応してしまうところを何度お七に助けられたか笑。お七は→

2020/08/01

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