ぼくの映画人生 (実業之日本社文庫)
ぼくの映画人生 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
keroppi
今月に入って、やっと一冊目。自分の人生にとっても大きな転換期であろう日々を送ってきたここ数日、この大林宣彦さんの本を少しずつ読んでいた。大林さんが振り返る映画人生は、とても興味深く、優しさと映画愛に満ちていた。そういえば、これまでも自分の人生の側に大林さんの作品がいてくれたなぁと感慨深かった。実家の倉庫に眠っていた古いパンフや自分で作ったスクラップブックに大林さんのものを見つけ持ち帰った。あの映画に初めて触れたときの瑞々しい感じを思い出す。「70歳は新人」と語る大林さん、私もそんな気持ちで歩いていきたい。
2020/10/06
むう
昔からずっと自分の中の「いちばん好きな邦画」は「さびしんぼう」だった。そのモチーフが大林監督の映画人生のごく初期からあったものだということ、ショパンの「別れの曲」への思い入れなど、初めて知ることが多かった。6,7年前にある映像コンクールの講評で、映像のことなどほとんど触れずに、若者にひたすら平和を訴え続けていた姿が思い出された。
2020/10/10
レンコン餅
エピソードも深みがあって読みごたえがあるのだけど、解説に書いてある赤川次郎先生の原作者としての文章が興味深い
2020/08/08
感想・レビューをもっと見る