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総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫)

総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫)

総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫)

作家
原田マハ
出版社
実業之日本社
発売日
2020-11-02
ISBN
9784408556284
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総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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kou

女性蔑視発言で騒がれている最中に読んだので、いろいろ考えながら読むことになった。最初の方で日和が言った「君は総理になった。これは必然だ。しかし、君は男性ではなかった。これは偶然だ。そうだろう?」のセリフに心を鷲掴みにされ、一気に読んでしまった。このコロナの時代に、相馬凛子が総理大臣だったなら、どんな日本になっていたのだろう?短編でも良いので読んでみたい。

2021/02/18

ナルピーチ

日本初の女性総理大臣が誕生!!夫である“相馬日和”は日本初の“ファースト・ジェントルマン”となってしまった…。この物語はそんな“総理の夫”となった日和と総理大臣として政界を駆け廻る妻・凛子との奮闘を日記形式で描いたエンタメ小説。難しい政治的要素は控えめ。国民の為に頑張る凛子を支えようと奔走する日和。二人の信頼関係が読み進めるごとに暖かい気持ちにさせてくれた。現実ではまだ誕生していない女性総理大臣とその夫。近い将来に現実になる日が来るかも!?その時は是非この小説を読んで欲しい!

2024/09/08

となりのトウシロウ

日本初の女性総理大臣、相馬凛子。そしてその妻の奮闘を、夫の日和の日記としての体裁で描かれた作品。最も女性に縁遠いと思われている男性優位社会の政治の世界で、この国を思う気持ちと徹底した社会的弱者や一般市民の目線に立った凛子の考え方を、国民にストレートに投げかける言葉が、世の中に響く。自分の信念に躊躇せず真っ直ぐに前を向き続ける彼女の姿に小気味よい清々しさを感じる。強くて清らかでそして慈愛溢れるリーダー像に読者は共感せざるを得ない。そしてそんな妻を支える夫の微笑ましい姿にも拍手を送りたい。

2022/07/17

優希

面白かったです。初めて女性総理が台頭し、夫は妻を支えることを決意します。奮闘の日々を日記に紡ぐことで、妻の奮闘の日々を残そうとしたのですね。いつの日か実際に女性総理が現れ、国会もジェンダーレスになっていく日が現実になるかもしれないと思わされました。

2022/08/03

キムチ

日本初の総理に42歳で就任した妻。彼女を見守る夫の語りで展開していく。中盤までは何とか読んだけど、予定調和っぽい流れが肌に合わず。挫折。理想論?うーん、女性として言えば政治の世界の生臭さ、ドロドロ感に「女性」が統率者となって牽引する形は、個人的に理想とは思えない事もあって、最後まで面白くは読めなかったのは残念。映画化されて夫を演じた田中圭、妻の総理は中谷美紀・・ライト&クールな手腕では余りにも現実の日本政治とそぐわなすぎ。

2023/10/31

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