猫は神さまの贈り物〈エッセイ編〉 (実業之日本社文庫)
猫は神さまの贈り物〈エッセイ編〉 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
starbro
本日の猫本第二弾は、文豪から現代の作家までの猫に纏わるエッセイ集です。オススメは、吉行 淳之介の『モテる系統のネコ』&熊井 明子の『私の猫がいない日々』だにゃあ (=^・・^=) 角田 光代の解説もGOODでした。続いて近日中に小説編を読みます。https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-55639-0
2021/02/22
山田
文豪・学者・DJなどなど、様々な方の猫にまつわるエッセイ本。 「我が輩は猫である」の夏目先生は意外にも飼い猫に興味が薄かったようで…でも、猫の死を通して妻や子供達の喜怒哀楽の描写を読むと、父親と作家の両方の顔がうかがえる。 猫であれ何であれ、ペットのいる生活に憧れてしまう。
2021/01/24
まさ☆( ^ω^ )♬
たまたま見つけた一冊。猫を飼いたいと思っているのですが集合住宅のため飼えないので、せめて猫に纏わる本でも読もうと思い手に取りました。殆どが明治生まれの作家によるエッセイで、現代とは違う猫との関わり方が興味深かった。結構切なくなるお話しが多めな印象。でもとても面白かった。益々猫を飼いたくなってしまった。
2022/09/22
紅茶虎
可愛いけど、可愛いだけではない猫のエッセイ集。ひと昔前のものが多く、猫との付きあい方も今と比べると(よく言って)大らかだ。ただ、「人間の物差しではかれらの幸せは測れない」という解説になるほどと思う。飼育法はだいぶ変わったが、猫に対する人間の感情は時代を越えても変わらない。猫自身はどうかな。
2023/06/22
syk
文章を書くお仕事をしている方が描く猫の様子は本当に可愛らしく自由で活き活きしている。やはり今とは時代が違うので、猫に対する扱いにちょっともやつきながら読んでたら、解説で角田さんが言葉にしてくれていた。漢字とか踊り字とか、当時の表記そのままにしているところも好きポイント。
2024/04/08
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